中井線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 22:51 UTC 版)
宿20:西武百貨店前(池袋駅東口) - 目白駅 - 目白五丁目 - 中落合 - 中井駅 - 落合 - 東中野駅 - 中野坂上 - 新宿駅西口 宿20-1:西武百貨店前(池袋駅東口) - 目白駅 - 目白五丁目 宿20-2:中落合 → 中井駅 → 落合 → 東中野駅 → 中野坂上 → 新宿駅西口(初便のみ) 西武百貨店(池袋駅東口)と新宿駅を目白駅・中井駅・東中野駅経由で結ぶ。西武の一般路線において最東端を走るほか、池袋駅・新宿駅両方へ乗り入れる路線は本系統のみで、宿20-1は出庫路線である。前述のように、1955年の山手通り開通に伴う路線新設の検討が数社によって行われ、この路線を新設するために必要な免許の競願が実施されたところ、西武に免許が下ったため、中井線として運行が開始された。 当路線では、池袋駅東口の停留所名を「西武百貨店」としているのが特徴である。2008年2月16日の改正で宿20は従来の半数以下まで減便されたほか、練45(練馬駅 - 西武百貨店[池袋駅東口])が廃止されたため、23区内を走る西武の一般路線では他路線と接続しない、唯一孤立した路線となった。 かつては、1997年まで中落合 - 新宿駅を併走する都営バス宿62系統(大泉学園駅 - 練馬区役所 - 新宿駅西口間)との共通乗車券取扱いが行っていた。宿62の短縮後、同系統との併走区間である山手通りを南北に走行し、都営地下鉄大江戸線と完全な併走区間に加え、山手通りで行なわれていた首都高中央環状新宿線の工事影響による利用客の逸走は否めず、前述の運行本数減回へとつながった。但し、2012年9月16日のダイヤ改正で、出入庫路線かつ系統番号無表示だった中落合 - 新宿駅西口の区間便を「宿20-2」として系統番号を与え、同時に東中野駅 - 新宿駅西口折り返し便の宿20-3を新設した。このため、新宿駅西口から東中野駅方面は、事実上終バスを繰り下げた形となっていた。また新宿駅西口発中落合行の最終便は深夜バスとなり、平日だけでなく土曜・休日も運行。しかし、2013年12月16日改正で宿20-3と深夜バスの運行を終了し終車を繰り上げることになった。さらに2021年2月1日のダイヤ改正で、平日ダイヤは運転本数が削減され、午前中で運行終了となる。 2020年2月17日 - 2月21日の日中便において、コインレスバスの実証実験が行われた。 中井線は、基本中型車での運行である。
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