都市型多機能ホテル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:19 UTC 版)
「ホテルニュージャパン」の記事における「都市型多機能ホテル」の解説
ホテルの特徴として 大中小14の宴会場と舞台付100畳敷の広間(通常は日本料理店) ホテル部と旅館部の2種業態併存 充実した料飲施設 ショッピングアーケード 高級レジデンス と多様なニーズに対応した点があげられる。その他にもサルタン風呂、美容室なども備わり、後に開業する大阪ロイヤルホテル(現在の大阪リーガロイヤルホテル)、ホテルニューオータニに先駆けた都市型多機能ホテルであった。また、日本初のトロピカルレストランである「ポリネシアン」は、同ホテルの1階に存在した。 TBSとNET(日本教育テレビ、現:テレビ朝日)、国会議事堂から近い立地のため、市川雷蔵が結婚披露宴を挙げるなど、政財界・芸能界の利用も多かった。また自由民主党藤山派の拠点のほか、松野頼三も事務所を構えるなど、政局報道のたびに同ホテルが舞台となることも多かった。その他1968年にモンキーズ、1970年にスコット・ウォーカーが来日公演を行った時の宿泊施設にもなっていた。 だが、同じく1960年代に開業したホテルニューオータニ、ホテルオークラ東京、同じ永田町二丁目の東京ヒルトンホテル(後のキャピトル東急ホテル(旧)現ザ・キャピトルホテル 東急)、赤坂東急ホテルなどと比較すると、経営ノウハウや設備面などで見劣りするなどから、経営面では苦戦を強いられた。特にホテルの建設に軟弱な地盤等の対策で費用がかかった為、莫大な借入金の負担ものし掛かり、開業時から赤字決算も続いていた。 敷地の地下(ホテル1階とは連絡していないためフロアではない)には高級ナイトクラブ「ニューラテンクォーター」があり、こちらも豪勢ではあったものの、1960年代後半から既に流行や時代の波に取り残されていた。1963年に力道山が暴力団員に刺された事件(後に死去)が発生している(ナイトクラブ自体はホテルニュージャパンとは別営業であり、ホテルが火災に遭い廃業となった後も1989年まで営業を続けていた)。
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