道路番号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 12:29 UTC 版)
日本の一般国道は、2018年現在1号から507号まであるが、そのうち59号〜100号・109号〜111号・214号〜216号の48路線が欠番であり、実在するのは459路線である。2桁の後半が欠番なのは、かつて一級国道に1桁・2桁を、二級国道に3桁を割り当てた名残である。109号は108号に統合、110号は48号に変更、111号は45号に変更、214号〜216号は統合して57号に変更されたため、欠番となっている。 都道府県道にも欠番が見られるケースがある。例えば東京都道1号・神奈川県道1号は、国道1号との混同を避けるため欠番となっている[要出典]。このような配慮は行う都道府県も行わない都道府県もある。たとえば国道23号は、名古屋南ジャンクション周辺の道路が密集する区間で愛知県道23号東浦名古屋線と交差しており、ややわかりにくい。 都市高速道路の路線番号において、環状線を境にして放射線の路線番号が変わる際に、事実上連続する放射線同士を似た番号にするため、欠番が生じることもある。首都高速道路では、5号池袋線が東京外環自動車道を境に路線番号「S5」の埼玉大宮線に変わるが、路線番号「S3」「S4」は欠番である。また名古屋高速道路では、1号楠線と6号清須線が名古屋第二環状自動車道を境にしてそれぞれ11号小牧線と16号一宮線に変わるが、7号から10号、12号から15号は欠番である。 日本の高速道路ナンバリングにおいては、E1 - E58までについて、概ね並行する国道の番号から付番することとされているが、「並行する高速道路に別の番号が振ってある」「付番対象となる道路が並行していない」などの理由によりいくつかが欠番となっている。
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