逢坂そらルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 08:45 UTC 版)
逢坂 そら(おうさか そら)は星を愛する少女であり、天文部の唯一の部員である。涼介はそらとの出会いの後、天文部に入り浸り天体観測を行っていく。涼介が好奇心からそらに星を好きになった理由を尋ねると、幼い頃に出会った少年の影響だとそらは答える。幼い頃に七夕祭りで迷子となったそらは、出会った少年と星の話をして大いに励まされた。これをきっかけにそらは、出会いをくれる星をより好きになったという。涼介はそらの人生に大きな影響を与えた少年に対し、密かに対抗心を抱く。やがて涼介はそらへの恋心を自覚して彼女に告白する。そらは少し考えたいと告げ、返事を待つことを涼介に求める。日が経つにつれ涼介は、幼い頃にある少女と星座の話をしたことを思い出していく。後にそらが幼い頃に出会った少年とは涼介のことであると判明し、そらは涼介への想いを告白する。こうして二人は付き合い始める。 初めてのデートでプラネタリウムを訪れたことをきっかけとして、そらはプラネタリウムの解説員を目指すこと、七夕祭りで天文部はプラネタリウムを公演することが決まる。涼介とそらは他のヒロイン達の手を借りながら公演の準備を進めていく。投影機を借りるための資金集めやドーム制作に取り掛かり、途中でドームが崩れるというアクシデントに見まわれつつもプラネタリウムは完成する。七夕祭り当日、プラネタリウムは行列が出来る程に盛況となる。七夕祭りが終わり、星空の下で涼介とそらがずっと一緒にいることを誓う場面でスクール編は幕を閉じる。 アフター編は涼介が大学を卒業し我妻建築事務所に入社してから5年経過した時点から始まる。涼介は独立して日野建築事務所を開業し、そらは市の科学博物館でプラネタリウムの解説員として働いていた。独立した涼介は、友人である秀一のマイホームや市の文化ホールの設計に携わる。一方そらは、流星をテーマに新しいプラネタリウムの企画を立てる。そらが勤務する科学博物館が改築に合わせて設計者を公募することになり、涼介はそれに応募する。デザインの秀逸さや知名度により、涼介は見事に設計の仕事を勝ち取る。また、プラネタリウムの新企画を成功させたそらは、プラネタリウム部門の主任へと昇格する。涼介は後にそらへとプロポーズし、ハワイ諸島のマウナ・ケアで結婚式を挙げる。式を挙げた涼介とそらは同地で天体観測を行う。それから月日が経ち、科学博物館が装い新たに開館する。そこでそらがプラネタリウムの解説を行う場面でアフター編は幕を閉じる。
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