賛同意見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:07 UTC 版)
「新しい歴史教科書をつくる会」の記事における「賛同意見」の解説
扶桑社の属する企業グループである産経新聞社は、好意的な記事を度々掲載しており、他社の教科書と比べ優れているとする記事を掲載していた。批判する言論に対して反日的ないし不公正であるとして反発していた。なお前述の経緯を経て2008年現在、サンケイグループと距離を取っている。 『民団新聞』によると、2004年6月14日に憲政記念館で開催された「つくる会」支持者のシンポジウムでは、次のような政治家(肩書は当時)がつくる会の活動を支持する発言をおこなった。「新しい定型によって新しい教科書が出て参ったことを、私は前進だと思います」(河村建夫文部科学大臣) 「従軍慰安婦という歴史的事実はなかった」「文部科学省にも教科書改善への働きかけを積極的におこなっていく」(安倍晋三自民党幹事長) 「国を挙げて動いてくる、在日韓国人の団体の圧力がある」(西川京子自民党女性局長) 「各地方の教育委員会に(つくる会採択を)呼びかけるよう、地方議員に呼びかける。自民党は今回初めて、『若手議員の会』(つくる会支援議員団体)を全面バックアップしている」(古屋圭司自民党代議士)日本教育再生機構の広報誌「教育再生」によれば、自民党所属の国会議員の中川昭一と中山成彬と八木秀次理事長の鼎談の中で、八木に対し中川、中山が明確に育鵬社・教科書改善の会への支持を表明しているという。そのため、つくる会に対する上記の政治家の支持の現状は不明である。 「日本の過去を暗いイメージだけで書くのは子どもに夢を与えない。扶桑社版には戦時中に外国から感謝された日本人もいたことが書かれている」(東京都杉並区の「つくる会」教科書採択時における賛成側教育委員の意見)。
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