負の勇者たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/23 09:05 UTC 版)
「エルファリアII ザ・クエスト・オブ・ザ・メルド」の記事における「負の勇者たち」の解説
キバたちと同様、エルザードに導かれし者たち。負の勇者という呼び名はレーナによるもの。 レーナ ゲドラーに仕える聖女。キバの憧れの人でもある。ゲドラーの演説中に「勇者が現れる」という予言をしたため追放同然の扱いでザザへと流された。与えられた役割は勇者たちを導くことであり、キバに進むべき道を示していく。過去のユノにキバたちを導いた際、時の流れに飲み込まれてしまい、古代の魔法戦争の時代へ飛ばされてしまう。その際に記憶を失い、エルザードの王妃・デイリリとなる。戦争を止めようと人間の元に赴くも致命傷を負い、ラの泉へと飛び込み何処へと消えた。最期は時の狭間にてキバたちに世界再生への希望を託し、彼らを結晶世界へと送った。 キール リーファの婚約者であるエルフの男。エルフを追放した人間に深い恨みを抱き、エルザードの力を利用して究極の魔物となることで人間を滅ぼそうとしている。父親の情報を餌にキバを連れて、ザザ寺院の地下にある封印の間でエルザードを復活させようとするも失敗に終わった。その後、キバたちの行く先々で出会うことになる。ゲドラーが闇の魔物となった際はダロス博士の協力により光の魔物となる。ゲドラーを打倒したキバたちの前に現れてラモンを拉致、彼を光の魔物とし自らと融合させ、エルザードの影であるラの魔物へと変貌した。 ラモン ゲドラーに仕える神官だが、実は反乱軍に内通する神官たちの組織「ルミネ同盟」のリーダーである。一般人からの人気が高く、「パイン様の生まれ変わり」とまで呼ばれることがある。しかしその実態は卑劣かつ独善的。自らがゲドラーを倒して勇者となるため、自分にとって都合の悪い人間を次々と抹殺していく。ゲドラー打倒後、その手柄を自分の物にしようとするも失敗。キバたちに追いつめられるも、突如現れたキールによって拉致され、光の魔物にされた挙句、強制的に融合された。 Dr.ダロス 魔物製造機を利用して魔物を生み出す学者。天才的な頭脳を持つが魔物を作ることを好み、それをさせてくれるのなら協力する相手は選ばない。ゲドラーに協力して次々と魔物を生み出していくが、ゲドラー本人を闇の魔物とした際「自分より強い魔物を作ってしまう危険がある」とゲドラーに懸念され、殺害されそうになる。間一髪でキールに救出されるも、避難先でラモンの襲撃を受けて致命傷を負い、それが原因で命を落とす。死ぬ間際にキールの願いに応じて彼を光の魔物にした。魔物製造への欲望は死ぬまで潰えることなく、究極の魔物を見ることが出来ずに死んでしまうことを悔やみ、これから究極の魔物を見ることになるキバたちには「うらやましい」と羨望の言葉を残した。
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