警備業務検定資格取得の方法とは? わかりやすく解説

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警備業務検定資格取得の方法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 09:55 UTC 版)

警備業務検定」の記事における「警備業務検定資格取得の方法」の解説

検定資格取得に関して都道府県公安委員会実施する学科および実技試験受験し合格して合格証明書(=資格証)を取得する直接検定」(「直検」と略称されることもある)と呼ばれる方法と、国家公安委員会の登録を受けたが行講習会(略称、特別講習)がある、特別講習一般社団法人警備員特別講習事業センター(「空港保安警備」のみ有限会社航空保安警備教育システム)または特定非営利活動法人警備人材育成センター実施する講習受講し修了考査合格して修了証書交付されることによって学科および実技試験免除され都道府県公安委員会への申請書類審査)のみで合格証明書取得する方法2種類がある。 警備員特別講習事業センターの「特別講習」の場合、(事実上現役警備員のみを対象とし警備会社通して申し込みのみを受け付け講習各都道府県警備業協会開催)と「警備員になろうとする者の講習」(なろ講)を受講するという取得方法がある(「警備員になろうとする者の講習」のほうが、現役警備員対象とした特別講習よりも日程講習時間長い)。また2級各都道府県警備業協会開催する特別講習受講するには前提条件として警備業法定められ基本教育15時間以上、業務別教15時間以上の新任教育受講している事が必要である。しかし、「警備員になろうとする者の講習」(なろ講)では新任教育受けている必要は特にない(警備員である必要はないが、小規模警備会社警備員入社したばかりの意欲ある警備員が特別講習参加枠貰えず、会社参加費補助を貰うかまたは自腹参加しているのがほとんどである。)。 警備人材育成センターの「特別講習」は警備業協会加入者でも個人でも所属会社通さなくても受講でき、現役警備員であればいつでも誰でも何人でも申込みができる。 都道府県公安委員会実施する直接検定」の場合はこれらのような制限はなく、特別講習比べて受験料安く現役警備員でなくとも誰でも受験することができるが、試験性質警備業務の実務経験関連法規等の知識の無い者が独学合格することは非常に難しい。また「特別講習」と比べて直接検定」の学科問題内容難しくなっており、実技試験においてもより厳しく採点されているため現役警備員であっても直接検定」で合格するのは難しく、「直接検定」は定員割れをして開催される事もある。なお警備業従事したとがない者が警備業務検定挑む場合には、都道府県が営む職業訓練校にある施設警備科に入校し、知識能力修得する道もある。 旧規則による検定合格者警備業法定期的に受講義務付けられている講習減免措置があるなどの特典はあったものの、どちらかと言えば警備員自主的な知識・技能向上を図るための資格という性質強かった。しかし、前述改正警備業法および新規則の施行によって一定の規模特定の対象に関する警備行なう際には必ず新規則による検定合格者従事させ、かつその際には合格証明書携帯させて関係者請求があった際にはこれを提示しなければならないという必置資格傾向の強い資格となった

※この「警備業務検定資格取得の方法」の解説は、「警備業務検定」の解説の一部です。
「警備業務検定資格取得の方法」を含む「警備業務検定」の記事については、「警備業務検定」の概要を参照ください。

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