謝辞と参考文献
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 06:48 UTC 版)
「いつか海に行ったね」の記事における「謝辞と参考文献」の解説
この小説の巻末には、謝辞と重要参考文献に関する記載がある。 第一稿は帝京大学理工学部バイオサイエンス学科の相澤慎一教授と作家の瀬名秀明氏が読み、彼らから助言をもらっているとのことである。剖検については、匿名の医学関係者から資料提供されている。「ヒトと動物の関係学会」理事である波多野鷹(久美沙織の夫)とは長時間のディスカッションを行っており、アスペルギルスの名を久美沙織にもたらしたのも彼である。その他に物語がフィクションであり、いかなる個人・団体をも傷つける意図がないこと、当時知られていた事実に則って「恐ろしくはあるが、ありえなくはない」事態を推測すべく心がけたつもりであること、しかし小説的効果のために意図的に誇張して描いた部分もなくはないことが示されている。 記載されている重要参考文献は以下の通り。 「ヒトに棲みつくカビの話」宮治誠(千葉大学真核微生物研究センター) 草思社 ISBN 978-4794206183 「新編 獣医ハンドブック」養賢堂 ISBN 978-4842588056 「ホット・ゾーン」リチャード・プレストン 飛鳥新社 ISBN 978-4870311992 (上巻) ISBN 978-4870312005 (下巻) 「Bird of Prey Medicine and Management」Manfred Heidenreich, Yvonne Oppenheim訳 1995ドイツ語版、1997英語版 ISBN 9780632041862 うち、参考文献として挙げられているWebサイトは以下の通り。 「モンゴルにおける家畜大量餓死の真相について」日本獣医師学会 「最強の発ガン物質のお話」フジテレビ 「新種ワクチンの発見について」宝酒造 「アスペルギルス」「アフラトキシン」「抗生物質」の単語で検索をかけて発見した多数のサイトからもデータやヒントをもらっているとのことである。
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