諸葛とは? わかりやすく解説

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もろ‐かずら〔‐かづら〕【葛/×鬘】

読み方:もろかずら

フタバアオイの別名。

《「もろかつら」とも》古く京都賀茂神社賀茂の祭に、(かつら)と(あおい)の二つを髪や冠にさすもの。また、社殿を飾るもの。だけをかけるのを「かたかずら」という。

「—落葉をなににひろひけむ名はむつまじきかざしなれども」〈源・若菜下


諸葛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 17:28 UTC 版)

諸葛
中国語
中国語 ジューガー
繁体字 諸葛
簡体字 诸葛
発音記号
標準中国語
漢語拼音 Zhūgě
国語ローマ字 Zhuge
注音符号 ㄓㄨㄍㄜˇ
呉語
上海語ローマ字 Tsy1keh4
粤語
粤拼 Zyu1got3
閩南語
閩南語白話字 Chu-kat
日本語
漢字 諸葛
ひらがな しょかつ・もろくず・もろかず
朝鮮語
ハングル 제갈

諸葛(しょかつ、もろくず/もろかず、葛)は、漢姓の一つ。略称は葛氏

中国

諸葛(しょかつ)は、中国の姓の一つ。『百家姓』では314番目に挙げられている。2020年の中華人民共和国の統計では5番目に多い複姓であり、4.8万人がいる[1]台湾の2018年の統計では454番目に多い姓で、187人がいる[2]

諸葛姓の由来には諸説あり、元は瞻葛姓であったが春秋時代姜斉で訛って諸葛となった説、元は姓であったが秦の末期に功のあった葛嬰の子孫が後に諸県候に封じられ諸葛と名乗った説、諸県から陽都に移住してきた葛氏が元から陽都にいた葛氏と区別するために諸葛と名乗った説の3つが起源として伝わっている[3]

著名な人物

朝鮮

諸葛(チェガル)は、朝鮮の姓の一つ。

皇甫南宮などとともに朝鮮では珍しい複姓(二字姓)の一つである。主な本貫は1つのみ(南陽を起源とする南陽諸葛氏)。大韓民国における2015年時点の人口は5,655人[4]

著名な人物

氏族

南陽諸葛氏の始祖は諸葛珪である。

味鄒尼師今の代に魏から諸葛亮の曽孫である諸葛忠が新羅に渡来し、高麗仁宗の代に諸氏葛氏に分裂した。朝鮮高宗の代、氏姓復元運動で諸氏と葛氏の一部が諸葛氏に復姓した。また、2002年にも南陽葛氏清州君派の1300余名は裁判を通じて諸葛氏に復姓した[5]

氏族(地域) 創始者 人数(2015年)[4]
金海諸葛氏 16
南安諸葛氏 6
南陽諸葛氏 4,506
南原諸葛氏 20
茶原諸葛氏 23
大邱諸葛氏 221
星山諸葛氏 11
星州諸葛氏 12
柴原諸葛氏 21
沃溝諸葛氏 7
滋原諸葛氏 13
清州諸葛氏 13
忠州諸葛氏 16
漆原諸葛氏 714
華山諸葛氏 15

日本

諸葛は、日本名字)の一つ。主に「もろくず」と読む。全国人数はおよそ70人とされる[6][7]

著名な人物

江戸時代の文人画家・清水又四郎(静斎)は、清の諸葛晋の画風を慕って諸葛監と号した。

脚注

出典

  1. ^ 《二〇二〇年全国姓名报告》发布_部门政务_中国政府网”. www.gov.cn (2021年2月8日). 2023年1月19日閲覧。
  2. ^ 全國姓名統計分析”. 中華民国内政部. p. 285 (2018年10月). 2023年1月19日閲覧。
  3. ^ 白川次郎『諸葛孔明』博文館、1911年、105頁。 
  4. ^ a b KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月25日閲覧。
  5. ^ “제갈씨로 살겠다”“갈씨姓 놀려”1300명 復姓” (朝鮮語). 서울신문 (2002年7月10日). 2024年3月18日閲覧。
  6. ^ 名字由来net
  7. ^ 日本姓氏語源辞典

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