詐欺事件・脅迫事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/09 12:24 UTC 版)
「北九州監禁殺人事件/del20140716」の記事における「詐欺事件・脅迫事件」の解説
Xは二束三文の布団を高値で販売するために、暴力や「ヤクザ」という言葉を挙げて客を脅して無理やり布団を買わせるなどの詐欺的商法をしていた。1987年5月には会社を改名し、会社の営業項目は大商社の登記簿をそのままコピーして「貿易業、船舶、石油、航空機、鉄、自動車、海運」となっていたが、詐欺的商法には変わりなかった。 Yは幼稚園退職後はXの会社で働くようになる。Xの会社で働くようになったYは自分を懇意にしていた人物を騙してカードを作って金を詐取し、抗議された際には「うちの会社を潰す気かッ!」「借金返せ!」「どういうつもりなの!」とその人物に逆ギレして怒声を浴びせるようになった。Yのことを昔から知る人物は「まるで別人のように性格が変わった」と述べている。 Xの妻が去ったことで愛人から内妻という立場になった。 Xはこの商売で1億8000万円を荒稼ぎしていた。しかし、この詐欺的商法が警察の知るところとなり、1992年7月に詐欺罪と脅迫罪で警察に指名手配され、XとYは最後まで残っていた男性社員と3人で逃亡する。Xの会社は9000万円の債務を踏み倒す形で倒産した。 XとYは一時的に石川県に逃亡していた。金の工面をしていた男性社員は虐待に耐えかねてXから逃走した。この男性社員への虐待は刑事事件になっていない。 詐欺事件と脅迫事件の指名手配は1999年7月に公訴時効が成立した。
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