計画策定の背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 04:51 UTC 版)
④計画は③計画と同様に海軍国防所要兵力整備十年構想の後期計画に相当するものである。実際に建造された数量と構想との差異を比較すると以下のようになる。 艦種計画実際差異主力艦 2 2 0 航空母艦 3 1 -2 甲巡 6 0 -6 乙巡・旗艦巡 21 6 -15 駆逐艦 48 23 -25 潜水艦(旗艦) 5 1 -4 潜水艦(巡洋) 12 14 +2 潜水艦(海大) 28 10 -18 以上のように、④計画は想定された整備構想の予定を大幅に割り込み、実現できなかった。
※この「計画策定の背景」の解説は、「④計画」の解説の一部です。
「計画策定の背景」を含む「④計画」の記事については、「④計画」の概要を参照ください。
計画策定の背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 04:29 UTC 版)
帝国海軍は海軍休日の終了に伴って自主的国防に要する所要兵力標準の第三次改訂を行い、以下の兵力を今後十年で整備する方針を立案した。 艦種所要定数現有隻数増勢隻数代換隻数前期整備分後期整備分単艦排水量主力艦 12 10 2 2 2 2 60,000t 航空母艦 10 6 4 1 2 3 20,000t 甲巡 20 18 2 4 0 6 10,000t 乙巡・旗艦巡 21 17 4 17 0 21 6,000t 駆逐艦 96 80 16 46 14 48 2,000t 潜水艦(旗艦) 7 - 7 0 2 5 2,800t 潜水艦(巡潜) 27 - 19 4 11 12 2,000t 潜水艦(海大) 36 - 12 16 0 28 1,400t なお、潜水艦は各種合計33隻を現有隻数として扱う。 この整備構想は無条約時代突入後、最初の十年で整備するべきものとされ、前期計画(四ヵ年)、後期計画(六ヵ年)と予定された。③計画はこの内前期計画に相当するものである。実際に建造された数量と構想との差異を比較すると以下のようになる。 艦種計画実際差異主力艦 2 2 0 航空母艦 2 2 0 甲巡 0 0 0 乙巡・旗艦巡 0 0 0 駆逐艦 14 15 +1 潜水艦(旗艦) 2 2 0 潜水艦(巡洋) 11 11 0 潜水艦(海大) 0 0 0 以上のように③計画は想定された整備構想を完全に実現したものであり、無条約時代最初の建艦計画としては上々の滑り出しであった。
※この「計画策定の背景」の解説は、「③計画」の解説の一部です。
「計画策定の背景」を含む「③計画」の記事については、「③計画」の概要を参照ください。
- 計画策定の背景のページへのリンク