見島部屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 07:42 UTC 版)
蜻蛉切 瑠偉(とんぼきり るい) 20歳。「天下三名槍」の一人。日本人の母とイギリス人の父のハーフで、欧州系力士と日本人力士の長所を併せ持つ豪腕正当派。なお、生まれも育ちも日本で英語も喋れない。相撲以外の特技はサッカー。最高位は小結で、九月場所時点での番付は西前頭5枚目。 本来力士に必要必要不可欠とされる「心・技・体」のうち「技」「体」の要素は優れているが、「心」の部分が全く伴わず、極端に差別意識の強い番付至上主義者。大和号曰く「悪い意味で大相撲に染まった男」と評される。 新弟子時代、ハーフというだけで注目されていると先輩力士たちから陰湿なイジメを受けたことで性格が歪み、復讐のために稽古を重ね、先輩たちの番付を抜いた時点で彼らに制裁を加えて部屋から追い出した。その後も自分より番付が下の者に横暴な態度をとり、付け人は彼の横暴に耐えかねて何人も辞めている。 才能がないのに無駄な努力をする力士を嫌い、特に体が小さい火ノ丸を目の敵にする。一方、自分が認めた才能ある力士には親切に接することができ、褒められると機嫌が良くなり奢るらしいが、自分の考えを否定するような相手は故意に負傷させるなど、作中の登場人物の中でも屈指の危険な人物として描かれる。ただし、素行は角界入り以前から問題があったらしく、中学時代から喧嘩沙汰と深夜徘徊で補導されており、新弟子時代もよく門限違反で怒られていたらしい。一方で、嫌われていることに涙することもあり、付け人となった相沢からは面倒くさいと思われている(蜻蛉切も相沢を苦手としている)。 その実力と今の強さに至るまでの努力は本物で、鬼丸は本割で彼に1度も勝ったことがない。鬼丸は、蜻蛉切の強さを認めつつも圧倒され、このような品のない男がなぜこんなに強いのかと怒りを感じる場面が描かれた。 9月場所では稽古による負傷の影響もあって13日目まで13連敗、休場に追いこまれる。 相沢 亮(あいざわ りょう) 詳細は「#相沢亮」を参照
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