西東栄一版『ゲンジ通信あげだま』
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1991年(平成3年)、講談社『コミックボンボン』連載。ストーリーおよびキャラクターデザインは連載開始当初は上記島本版や下記ゲーム版と同じく初期設定に準拠していたが、アニメ放映に合わせて黄型団が壊滅しテレビアニメ版のそれにおおよそ準拠するものに変更された。しかしキャラクター設定や漢獣などが変更後にも引き継がれた他に、設定が変更されている箇所も多数ある。 この作品でのあげだまといぶきは幼馴染同士であるらしく、アフリカに昔行ってしまったあげだまが戻ってきて再会するという導入となっている。 ワープ郎の口調が「〜だわん」になっている。 いぶきはあげだまがあげだマンであるということを知っている。 同様に麗が怨夜巫女であることもあげだまたちは知っている。 えび天とおかめは、あげだまといぶきにしか見えない(しかし最終回などでは、麗にも見えていた)。 雷蔵そっくりのノットリダマス1世が登場する。 ノットリダマス1世の下僕として、何でも取り込み、姿を変える不定形の宇宙生物が登場する。当初は漢獣のプロテクターになっていたが、後半で合成マシーンが故障した後は、直接物体を取り込んで漢獣になっていた。 佐藤・田中・鈴木の他にもう1人男がいた(後半には消えている)。 合成マシーンは存在するが、合成するのは物ではなく漢字を合成して合成獣(漫画版での呼称は『漢獣』)を作るなどの様々な違いがある(テレビアニメ版の初期設定を引き継いだバージョンと言える)。 第1話に登場する冷象虎を除き、漢獣は全て漫画オリジナル(チョコ漢獣・怒ロン怒ロン、霊漢獣・バキュー魔など)。 「雪」の文字が溶けて「雪溶け」、「点("・")」で書かれた「才」で「天才」など、漢字を使った言葉遊びの要素が良く登場する。 PC郎は出てこない。 前述の島本和彦版も含め、漫画版『あげだま』ではあげだまが使用する1人称は「おいら」で統一されている。なお、テレビアニメ版では「僕」「俺」「私(変換時)」が混在している。
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