西側軍装とオリンピック開催の影響 (1999年~2005年~2007年)
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「軍服 (中華人民共和国)」の記事における「西側軍装とオリンピック開催の影響 (1999年~2005年~2007年)」の解説
2004年冬から陸海空三軍の制服更新が始まり、2007年に新型の軍服(07式軍服。英語版記事)が採用された。デザインはアメリカなどの西側諸国のデザインを大きく取り入れている(と言うよりほぼ同じ)。陸軍の軍服は灰緑、海軍の軍服は紺、空軍は青である。戦闘服のデザインも一新され、デジタルを思わせる現代的な迷彩服になった。中国人民武装警察部隊(武警)の軍服は深緑である。また空軍では、半世紀近く使ってきた59式飛行服に替わる02式飛行服が採用された。02式飛行服には布製の夏服、フライトジャケットのみ山羊革製の春秋服、上下とも山羊革製の冬服がある。02式冬飛行皮服は空軍だけでなく陸軍のサイドカー部隊でも使われている。陸海空三軍から独立した軍種である中国人民解放軍ロケット軍は黒緑色の軍服が定められている。予備役部隊は装飾が銀色になったダークグレーの軍服を着用しており、2018年に人民解放軍と武警の文官はダークグレーの新制服が習近平中央軍事委員会主席によって決められた。 「零七式」春秋常服(右)。上襟に飾りが入る。 右側が海軍将官の冬常服。袖章が外側にのみ付されている。軍帽も、顎紐が組紐で、鍔に飾りが入る。 白い軍服が海軍士官。 左は水兵、右は海軍上等兵。 左から2人目が空軍将官。
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