衛星の運用記録
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ランドサット1号:1972年7月23日打ち上げ、1978年1月6日まで運用。 (当初の名前は、Earth Resources Technology Satellite 1) ランドサット2号:1975年1月22日打ち上げ、1981年1月22日まで運用。 ランドサット3号:1978年3月5日打ち上げ、1983年3月31日まで運用。 ランドサット4号:1982年7月16日打ち上げ、1993年まで運用。 ランドサット5号:1984年3月1日打ち上げ、2012年12月21日まで28年10ヶ月間運用。ランドサット5号は最も長く運用された地球観測衛星としてギネス世界記録にも認定された。 ランドサット5号の設計寿命は3年であり、観測データの送信機1台が故障しているが、ランドサット7号がデータ欠損を生じているため、2011年11月までこの衛星の観測運用が行われてデータが活用されてきた。2011年11月18日にもう一台の送信機も不調になったため、90日間観測を中止してトラブル対応を行った。ランドサット5号は1987年にTDRS用の送信機が故障したため、地上局上空でしかデータをダウンリンクできなくなった。1995年8月には観測装置の一つであるMSS(Multispectral Scanner System)が停止され、TM(Thematic Mapper)のみで観測を継続することになった。2005年1月に太陽電池駆動装置が故障し予備系に切り替えられたが、2005年11月には予備系の太陽電池駆動装置も故障。2006年1月には復旧したが8月に再び停止し、太陽電池アレイは固定した状態で運用を行なっていた。最後の画像を送信した9日後の2013年1月15日から残った燃料を使って軌道を下げる運用が行われ、2013年6月5日に最後のコマンドを送信して運用を終了した。 ランドサット6号:1993年10月5日打ち上げ、軌道投入失敗。 ランドサット7号:1999年4月15日打ち上げ、運用中。(ただし、2003年5月31日に観測装置であるEnhanced Thematic Mapper Plus (ETM+)のScan Line Corrector (SLC)が機械的な故障を起こし、データの一部に欠損が出るようになった) ランドサット8号:2013年2月11日打ち上げ、運用中。 ランドサット9号:2021年9月27日打ち上げ、運用中。 米国メリーランド大学のGLCF: Earth Sciece Data Interfaceで画像が無償で入手できる。
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