衆議院での国民新党との統一会派再結成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 00:38 UTC 版)
「新党日本」の記事における「衆議院での国民新党との統一会派再結成」の解説
2010年5月に普天間基地移設問題を巡って社会民主党が連立与党を離脱したことを受け、6月4日に鳩山首相が責任を取って内閣総辞職し同日に行われた首班指名の結果、菅直人が後任の首相となった。菅内閣が発足した6月8日、かねてから国民新党代表・亀井静香が民国連立政権における発言権確保を目的として田中に呼び掛けていた国民新党と新党日本の統一会派結成に応じて民主党・無所属クラブを離脱し、4年ぶりとなる国民新党との統一会派「国民新党・新党日本」を結成。また、第22回参議院議員通常選挙で新党日本は候補者を擁立せず、国民新党の候補に支援することで合意した。 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生時には統一会派を組む国民新党と共同で「東北地方太平洋沖地震対策本部」を設置して震災対策にあたり。政府に対して災害対策の提言活動を行っている。また物資面の被災地支援も国民新党と協力して行っているほか党独自に募金活動を行った。震災後間もなく行われた第17回統一地方選挙は党の公認候補者を擁立しなかったが、一部候補者の推薦活動を行った。 田中は菅内閣の震災後の対応については批判したものの倒閣運動(菅おろし)に対しては否定的な態度をとり、6月2日に否決された菅内閣への内閣不信任決議案には反対票を投じた。 新党日本は、財政再建のための増税は震災後苦境にある日本経済と国民生活に悪影響を与えるとして「増税なき震災復興」を統一会派を組む国民新党とともに唱えている。田中代表は民主党、自民党、みんなの党、国民新党の反増税路線を主張する議員らが8月31日に旗揚げした「東日本大震災の復興財源を手当てするための増税に反対する議員連盟」に参加した。
※この「衆議院での国民新党との統一会派再結成」の解説は、「新党日本」の解説の一部です。
「衆議院での国民新党との統一会派再結成」を含む「新党日本」の記事については、「新党日本」の概要を参照ください。
- 衆議院での国民新党との統一会派再結成のページへのリンク