衆議院での議事の手順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 14:28 UTC 版)
「衆議院の再議決」の記事における「衆議院での議事の手順」の解説
参議院で衆議院送付案が修正議決され衆議院が当該参議院回付案に同意しない場合 参議院回付案に同意するか否かを採決(不同意) → 衆議院議決案を再議決すべしとの動議提出 → 同動議を採決(可決) → 先に衆議院で議決したとおり再び可決するか否かを採決 参議院で衆議院送付案が否決となり衆議院に返付された場合 (両院協議会を請求すべしとの動議提出 → 同動議を採決(否決) → )衆議院議決案を再議決すべしとの動議提出 → 同動議を採決(可決) → 先に衆議院で議決したとおり再び可決するか否かを採決 参議院で衆議院回付案が不同意となり衆議院に通知された場合(通知と同時に参議院から両院協議会請求があり衆議院がこれに応じない場合) 参議院からの両院協議会請求に応諾するか否かを採決(否決) → 参議院から議案返付 → 衆議院議決案を再議決すべしとの動議提出 → 同動議を採決(可決) → 先に衆議院で議決したとおり再び可決するか否かを採決 参議院で衆議院回付案が不同意となり衆議院に返付された場合(参議院からの両院協議会請求がない場合) (衆議院から両院協議会を請求すべしとの動議提出 → 同動議を採決(否決) → )衆議院議決案を再議決すべしとの動議提出 → 同動議を採決(可決) → 先に衆議院で議決したとおり再び可決するか否かを採決 参議院で60日以上議決(衆議院回付案に対するものを含む。)がなく、衆議院において「みなし否決」とし参議院から議案の返付を受ける場合 参議院で60日以上議決がなく同院が否決したものとみなす動議を提出 → 同動議を採決(可決) → 参議院から議案返付 → 衆議院議決案を再議決すべしとの動議提出 → 同動議を採決(可決) → 先に衆議院で議決したとおり再び可決するか否かを採決
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