著名な条令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 14:29 UTC 版)
1990年6月市政委員のジェリー・ライスが屋内の公共スペース全てで喫煙を禁じる条令を提案した。この条令の成立を阻止しようとしたR.J.レイノルズ・タバコ・カンパニーの試みが失敗した後、6月19日に市政委員会は4対1の票決で条令を可決した。市長のロン・ドゥニンのみが反対だった。この結果、8月2日に公共建築物全てで喫煙を禁じた世界初の都市になった。その範囲にはバーやレストランも含まれた。この条令が世界的に禁煙法を広げる切っ掛けとなってきた。2010年4月、その反喫煙条令を強化し、特定の条件を除いて全ての公共空間に拡大した。これは6月20日に実効になった。 1982年、市政委員会は公聴会を行った後で「ドライブスルー」の店の建設を禁じる条令を承認した。この禁止のためにIn-N-Outバーガーは近くのアタスカデロの町にレストランをオープンした。2008年、市政委員会は3対2の票決でこの禁止条例の延長を可決した。市内で最初のファストフード店であるマクドナルドは閉店した。 1982年、市はガソリンを売る店でアルコール飲料を販売することを禁じる条令を可決した。ただし、条令の成立前から販売していたサウスヒゲラ通りのモービルのガソリンスタンドのみ適用除外とされた。しかし、2004年に3対2の票決でこの禁止条例の廃止を決めた。 2010年4月、規則に従わない集会を規制する条令が、反対もほとんどなく市政委員会の票決も4対1で可決された。この条令では私有地で20人以上を集め、一定範囲の近隣に少なからぬ混乱を招いた者に700ドルの科料を科すものである。違法行為には過度な騒音による妨害行為、公共の場での泥酔、未成年へのアルコール供与、喧嘩、公共の場での放尿、庭や側道あるいは通りを溢れさせる群衆、その他類似する違法行為が含まれている。
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