荷かつぎ人足と乙女たちとの物語とは? わかりやすく解説

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荷かつぎ人足と乙女たちとの物語(第9夜 - 第18夜)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)

千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「荷かつぎ人足と乙女たちとの物語(第9夜 - 第18夜)」の解説

バートン版「バグダッド軽子三人の女(第9夜‐第19夜)」 東洋文庫版「荷担ぎやと三人の娘の物語(第9夜‐第19夜)」 バグダードのある荷かつぎ人足の所に、美し乙女ファヒマが来てこれを雇い市場買った豪華な料理菓子大きな館まで運ばせた。館には、上の姉ゾバイダと中の姉アミナがおり、荷かつぎ人足雄弁才能気に入られ、客として迎えられ、4人は全裸戯れた。 すると、3人の托鉢僧(カランダール)が訪ねて来て、さらに、商人変装した教王カリーファ)ハールーン・アル・ラシード、大臣ジャアファル・アル・バルマキー、御佩刀持ちマスルール3人組訪ねて来た。全員が「汝に関わりなき事を語るなかれ、しからずんば汝は好まざることを聞くならん」と誓うと、客として迎えられる食事が済むと、上の姉ゾバイダは2匹牝犬ムチ打ちはじめた次に、中の姉アミナ琵琶弾き詩を歌い感極まって服を破ってしまうが、体にムチの痕があるのが見えた。客たちは、不思議に思い誓いにもかかわらず姉妹質問してしまった。すると7人の黒人剣士現れ、客を全員縛ってしまった。そこで、客たちが身の上話をすることになり、「第一の托鉢僧の話」「第二の托鉢僧の話」「第三の托鉢僧の話」が語られた。乙女たちは話に感動し、客全員許し解放した翌日宮殿帰った教王は、3人の乙女と3人の托鉢僧呼び出し乙女たちに話をさせ、「第一の乙女ゾバイダの話」と「第二の乙女アミナの話」が語られた。教王は、女鬼神呼び出し2匹牝犬2人乙女戻し、ゾバイダとこの2人乙女を3人の托鉢僧結婚させた。中の姉アミナ教王息子アル・アミーンと結婚させ、末の妹ファヒマは教王自身結婚させた。荷かつぎ人足侍従長任命した。彼らは、教王庇護の下、幸せ暮らした

※この「荷かつぎ人足と乙女たちとの物語(第9夜 - 第18夜)」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
「荷かつぎ人足と乙女たちとの物語(第9夜 - 第18夜)」を含む「千夜一夜物語のあらすじ」の記事については、「千夜一夜物語のあらすじ」の概要を参照ください。

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