荷台の構造による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 14:18 UTC 版)
荷台を後方に傾ける方式のものが一般的である。これをリヤダンプという。このほかに、荷台を左右側面に傾ける方式のサイドダンプや、ピンの組み換え等で後方にも左右にも傾けることのできる三転ダンプ、高所へ積荷を下ろせるリフトダンプもある。 また、アオリ(ゲート)の形状により、一般的な下開き形のほか、開口面積の大きい上開き形などがある。また、アオリがなく、後部に傾斜がつけられたスクープエンド形もある。 普通、ダンプトラックではリンク機構併用の油圧シリンダーで荷台を上下させるのが一般的であるが、重ダンプトラックの場合はリンク機構がなく、シリンダーで直接荷台を操作する。動力はPTO経由で供給される(軽トラックベースのダンプは電動油圧式が多い。ダイハツ・ハイゼットのダンプは、軽ダンプでは唯一PTO方式がラインナップされている)。 荷役以外では、空荷で駐車する場合、荷台に雨水や雪が溜まらないよう、持ち上げたままエンジンを切ることもできる。
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