重ダンプトラック (じゅうだんぷとらっく)
ホウルトラック
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 03:48 UTC 版)
ホウルトラック(英語: Haul truck)は、露天掘り、採石場、鉱山、ダム建設などで用いられる特殊自動車(ダンプカー)。日本国内に於いてはその大きさと車両総重量(GVW)から道路法の車両制限令に準拠しないため、基本的に公道での走行は不可能であり、完成車の状態では公道が走行可能な積載車両にも積載することができないため、納入は部品単位で運ばれ現地で組み立てられ、撤収の際には同様に部品単位に分解して引き揚げる工法が用いられており[1]、建設現場など私有地(民有地)のみで一般的に使用されている。
- ^ “すべてが規格外! 世界一の超巨大ダンプはこうして作られている”. グーマガジン (2018年3月9日). 2020年7月14日閲覧。
- ^ “ダム辞典 ダンプトラック(だんぷとらっく)”. Weblio 辞書. 2020年7月13日閲覧。
- ^ Off-Highway Trucks from Caterpillar 2009.
- ^ “日立建機、国産最大級のAC駆動式ダンプトラックを発売”. Response (2013年1月24日). 2020年7月14日閲覧。
- ^ Orleman 2000, p. 15.
- ^ Rogan, Alexander (2013年3月5日). “BelAZ to build 450-tonne dump truck in 2013”. 2013年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月13日閲覧。
- ^ “<超大型ダンプトラックに最大機種を追加>超大型ダンプトラック「980E-4」を新発売”. 小松製作所 (2016年9月21日). 2022年2月1日閲覧。
- 1 ホウルトラックとは
- 2 ホウルトラックの概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
重ダンプトラック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 14:18 UTC 版)
詳細は「ホウルトラック」を参照 「オフロードダンプトラック」とも。一般公道を走行せず、専らダム建設等の大規模土木工事現場内や鉱山などの作業用として用いる。積載量は20トンから300トンを超えるものもある。全長に対してホイールベースが短く、タイヤ径も非常に大きい。 なお、「ダンプトラック」という用語はマイニング業界およびメーカーの間では一般的ではない。この種のオフロード車両は米国では「ホウルトラック」(haul truck)、また欧州では「ダンパー」(dumper)と呼び、一般道路を走行する「ダンプトラック」とは明確に区別している。 業界最大級のオフロードダンプトラックとしては、「ベラーズ・75710」(ベラルーシ)、「リープヘル・T282B」(ドイツ)、「ビサイラス・MT6300AC」および「キャタピラー・797F」(アメリカ)があり、最大積載量は、ベラーズ・75710が450トン(500米トン)、その他が362トン(400米トン)である。これらの鉱山用超大型ダンプトラックの多くは、ディーゼルエンジンで発電し、車軸に内蔵した直流モータあるいは交流モータを駆動させるディーゼル・エレクトリック駆動方式を採用している。「キャタピラー・797シリーズ」は例外で、一般車両と同じくトルクコンバータと遊星歯車機構からなる7速オートマチックトランスミッション(ステップAT)を採用している。 上記以外にオフロードダンプトラックを製作するメーカーとしては、日本の小松製作所や日立建機、ボルボ建設機械、DAC(Romanグループ、ルーマニア)などがある。
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