茶木みやことは? わかりやすく解説

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茶木みやこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 14:41 UTC 版)

茶木みやこ
生誕 (1950-05-20) 1950年5月20日(73歳)
出身地 日本京都府京都市右京区
学歴 同志社女子大学
ジャンル フォークソング
職業 歌手
担当楽器
活動期間 1970年 -
レーベル テイチクエンタテインメント徳間ジャパンコミュニケーションズトランジスターレコード
共同作業者 ピンク・ピクルス
公式サイト オフィシャルサイト

茶木 みやこ(ちゃき みやこ、1950年(昭和25年)5月20日[1] - )は、日本の歌手京都府京都市中京区生まれ[1]

概要

1970年、フォークデュオグループ「ピンク・ピクルス」を結成。1972年に解散。

1973年4月20日、「雪の朝に」でソロデビュー。1978年まで活動していたが、結婚を機に音楽活動からは離れる。

1994年より再始動。2019年現在もライヴ活動を中心に活動する。

略歴

  • 1970年(昭和45年) - 同志社女子大学在学中、小林京子とフォークデュオグループ「ピンク・ピクルス」を結成[1]
  • 1971年(昭和46年) - 大阪MBSラジオで紹介された「僕にさわらせておくれ」にリクエストが殺到したことがきっかけとなり、1年限定の活動で、同年3月に同曲でメジャーデビュー。
  • 1972年(昭和47年) - ピンク・ピクルス解散。
  • 1977年(昭和52年) - テレビドラマ「横溝正史シリーズ」テーマソングとして「まぼろしの人」をリリース。第二弾テーマソング「あざみの如く棘あれば」をリリース。また、ミッキー吉野グループとのコラボレーションによるアルバム『レインボウ・チェイサー』を制作。
  • 1980年代から1990年(平成2年)頃まで音楽活動を離れていた。この間、結婚。
  • 1994年 - オムニバスCD「ソングライタールネッサンス」に参加。ソロ活動の他、シモンズの北川ユミとピンクシモンズとしても活動
  • 1995年 - アルバム「うたがたり」「レインボウ・チェイサー」のCD化。オムニバスCD 「MBSヤンタン今月のうた復刻版」が発売される。ラジオ公開録音ライブCD「鶴瓶青春のアンコール Cメジャーが聞こえる」に参加。
  • 1996年
    • 4月 - 「茶木と鶴瓶のうたがたりコンサート」開催。笑福亭鶴瓶とともに京都文化芸術会館にてコンサートを行う。
    • 10月 - [夢で逢いましょう Vol.I」をギタリスト岡崎倫典とともにライブスポット都雅都雅にて開催. KBS京都にてラジオ「フリーウェーブ」の レギュラーDJとして出演。(1996年~1997年)
  • 1997年
    • CDシングル「今あなたは/愛させて欲しい」発売。
    • 4月 - 「夢で逢いましょう Vol.II」を岡崎倫典とともに、歴史ある京都文化博物館にて開催。当日の模様は朝日放送ラジオ特別番組として放送される。
    • 9月 - 久々のソロライブを都雅都雅にて、以降年2回ペースで 都雅都雅にてワンマンライブを行っている。KBS京都にてラジオ「サンデーZOO」の レギュラーDJとして出演。(1997年~1998年)
  • 1998年 - 「男と女のうたがたり」シリーズ at 京都文化博物館として、1月30日 下田逸郎とともに(ゲストに憂歌団内田勘太郎)開催。10月23日 永井龍雲,25日クニ河内とともに開催。
  • 1999年 9月 - 東京南青山MANDALAにてライブ、ゲストに 中川イサト
  • 2000年 10月 - 東京南青山MANDALAにて斎藤ノブとライブ。
  • 2001年(平成13年)
    • 斎藤ノブとの共同プロデュースによるレコーディングを開始
    • 10月 - 24年ぶりのアルバム「Love is enough」を発売。「LOVE IS ENOUGH」発売と同時に本格的に活動を開始。斎藤ノブと発売記念ツアーを各地で行う。
  • 2002年(平成14年) - 書き下ろし詩集「Love is enough」を発売。11月霧島高原にてレコーディング、再び斎藤ノブとの共同プロデュース。
  • 2003年(平成15年)
    • 3月10日 - ニューアルバム「miyako」発売。斎藤ノブと発売記念ツアーを各地で行う。
    • 5月13日~20日 - 高田渡とともに北海道ライブツアーを行う。
  • 2004年(平成16年)
    • 3月 - ギターリストの中川イサトと3月 岐阜、長野、4月 横浜、6月には山陽道ツアー行う。
    • 4月23日 - 「みんなのうた」で唄った「美山の子守唄~京都地方のわらべうた~」が、NHKビデオ/DVD「みんなのうた」(1961年~2002年放送分)で発売される。
    • 4月29日 - 中国民族楽器 揚琴とのコラボレーションを国家一級奏者 沈兵と京都「都雅都雅」にて行う。この他 中津川、福山、下呂、三国、東京などでもコンサートを行う。
    • 5月15日~23日 - 第2回北海道バースデーツアーを札幌、江別、北見、帯広で行う。
    • 7月10日 - CD「茶木みやこ撰歌」復刻盤がトランジスターレコードより発売。
    • 10月2日 - 下呂市萩原町諏訪神社境内において「諏訪物語」コンサートを揚琴奏者沈兵と行う。
    • 10月21日 - 復刻版CD「FOLK FLAVOR/ピンクピクルス」をテイチクエンタテイメントより発売。
    • 12月8日 - 桑名正博と京都拾得にて素晴らしいハーモニーでライブを行う。
  • 2005年 (平成17年)
    • 3月 - 吉祥寺「のろ」で高田渡、中川イサトとライブ。
    • 5月 - 北海道ツアー。7月 奈良ホテルで沈兵とディナーショー。
    • 10月 - 京都円山野外音楽堂にて京の華舞台「京の旅人」コンサートに出演。
    • 10月 - 初の沖縄ツアー(首里、石垣島、伊江島)。桑名正博と酒蔵ライブ、コンサート、ディナーショーなど
  • 2006年(平成18年)
    • 3月15日 - CD「翔べなくなるわ」復刻盤がトランジスターレコードより発売。
    • 4月9日 - アフガンの子どもたちに美味しいものをごちそうする会企画制作CD「Thousands of Smiles Special Edition/笑顔がいっぱい」に「I SAY HELLO」が収録される。
  • 2007年(平成19年)]
    • 2月 - 産経新聞関西版「この歌を伝えたい」で「一人の道」が取り上げられる。
    • 3月 - 朝日放送テレビ探偵!ナイトスクープ」でピンクピクルス「あなたの手紙」が取り上げられる。
    • 10月 - Produceに柳田ヒロ、Co-Produceに園山光博をむかえレコーディング開始。バイオリン奏者平松加奈とライブツァーを行う.中国・広州や日本最西端与那国島までライブツァーを行う。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月23日 - 5年ぶりのニューアルバム「あるよ・ね」をコロムビアエンターテイメントより発売決定。柳田ヒロや園山光博とライブツァーを行う。5月中国・大連にて「ハンセン病チャリティーコンサート」に参加。
    • 7月 - 中津川歌舞伎ホールにて「桑名正博・茶木みやこ with 斎藤ノブ 響Collaboration」を行う。奄美大島初上陸 「ASIVI」にてライブ行う。
    • 9月 - 鈴木トオル、今西太一らとの「最強のコラボライブ」好評につき再び行う。
    • 11月15日 - 實相寺・寺子屋池上VOL.6 「アンプラグドソロライブ」行う。CD発売を記念して柳田ヒロ、園山光博らとツアーを行う
  • 2009年(平成21年)
    • 7月 - 「斉藤哲夫×茶木みやこ はじめましてコンサート」を大森・風に吹かれてにて行う。
    • 8月 - 40年ぶりに開催された「中津川椛の湖フォークジャンボリー」に参加。
    • 8月30日 - 實相寺・寺子屋池上VOL.7はゲスト岡崎倫典を迎えて行う。
    • 12月27日 - 大阪サンケイホールブリーゼビリーバンバン杉田二郎コンサート」にゲスト参加。TRAVELING TOURと称して北海道から与那国島まで全国ツァー展開。
  • 2010年(平成22年)
    • 2月7日 - 福井おおい町にある水上 勉若州一滴文庫」で「冬ごもりライブ」にゲスト参加。
    • 2月20日 - NHK BS2「BS永遠の音楽 大集合! 青春のフォークソング」に出演。
    • 3月 - 東京・京都にて沢田聖子と「ひな祭りコンサート」を行う。
    • 4月 - 奄美大島、京都にて平成17年民謡民舞全国大会1位に輝いた中村瑞希と三線とギターで「ちゃき&みずき TSUMUGI Collaboration」を行う。
    • 5月20日 - 實相寺・寺子屋池上アコースティックライブvol.8「茶木みやこ 60th Anniversary Live」ではゲストに笑福亭鶴瓶、斉藤ノブを迎え柳田ヒロ、園山光博、坪井寛らと演奏。
    • 6月 - 中国・杭州市役所にてランチコンサート、知味観「味荘」にて2010年第3回「中国ハンセン病快復村支援チャリティーコンサート」に揚琴の沈兵と参加。中国民族楽器の揚琴とギターと歌のコラボで好評を博す。
    • 7月 - 北陸ツァーで佐渡島に初上陸。
    • 10月9日 - 京都円山野外音楽堂にて京の華舞台「京の旅人」コンサートに出演。
    • 11月6日 - 「第25回国民文化祭おかやま2010」に久世エスパスホールで桑名正博と参加。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月 - りりィ&洋士と関西ツァーを行う。
    • 6月11日 - 實相寺・寺子屋池上アコースティックライブvol.9「笑う門には福来たる」ゲストに大阪ブルース歌謡の真骨頂「三井ぱんと大村はん」を迎えて行う。7月 - ジャズピアノ奏者大塚善章と「歌を旅して」と題して歌で綴る世界旅行の旅シリーズを行う。第1回目は南太平洋の旅。
    • 8月 - 豊川フロイデンホールにて、なぎら健壱と「フォークメモリアルライブvol.2」に出演。
    • 9月 - 日本のカントリー ミュージックのパイオニア的存在の永冨研二さんとカントリーミュージックを唄う。
    • 11月 - 奄美大島、京都で中村瑞希さんと2回目の「Tsumugi Collaboration」を行う。センチメンタルシティーロマンス細井豊(Key)とツァーを行う
  • 2012年(平成24年)
    • 4月 - 石川鷹彦(g)、細井豊(key)と京都、津山、福井ツァーを行う。愛媛宇和島にて「えひめ南予いやし博 2012」に桑名正博と参加。5月實相寺「寺子屋池上アコースティックライブ vol.10」を河合徹三(B)ゲストに迎えて行う。
    • 7月 - 石川鷹彦プロデュース、アレンジでアルバムレコーディング開始。
    • 9月 - pig-inn(河合徹三・夏目一朗・金武功)と豚かつ茶漬けツァー。10月発売ばんばひろふみの「Made in Kyoto」に「それも人生」が収録される。
    • 10月13日 - 「Two Doors Away」をトランジスターレコードより発売。
    • 11月1日 - 六本木「Bee Hive」に於いてレコーディングメンバー石川鷹彦と細井豊の三人でのCD発売記念ライブを行う。
  • 2016年(平成28年)
    • NHK BSプレミアムで今秋放送される特番『ザ・フォークソング~青春のうた~』出演のため、ピンク・ピクルスを一夜限定で再結成し、「一人の道」を歌った[2][3][4]
  • 2020年(令和2年)
    • 7月14日 - 「茶木みやこ&いわさききょうこ ふたりで唄えば2020~夏が来れば思い出す~」ライブを新潟県上越市で開催[5]
    • 8月29日 - 初のライブアルバム「茶木みやこLive Stage vol.Ⅰ 茶木みやこ with 沈兵(揚琴)」発売[6]

ディスコグラフィー

シングル

発売日 規格 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲
テイチクレコード
1973年4月20日 EP SN-1294 A 雪の朝に 山本勣 茶木みやこ
B マリー・マリー 今江真三郎 ジルベール・ベコー
1973年8月20日 EP SN-1319 A 愛のデシラード 今江真三郎 杉田二郎
B 陽ざしの中に 兼松正人 茶木みやこ
Harvest Records/徳間ジャパン
1975年1月20日 EP YA-53 A 泪橋 山本勣 寺山寿和 山木幸三郎
B 近いうちに帰ります 田谷静恵 茶木みやこ
1975年4月20日 EP YA-54 A 闇路 山本勣 茶木みやこ
B 陽だまり
1975年 EP YA-56 A 冬支度 山本勣

今江真三郎

茶木みやこ
B 谷昭志
1977年5月1日 EP YA-1004[注釈 1] A まぼろしの人[注釈 2] 寺山寿和 茶木みやこ Good Gridf
B 風の橋 山本勣
1977年8月 EP YA-1007 A 静かな夜 岩沢律 茶木みやこ 山木幸三郎
B さよならがうまく言えなくて ?呂和夫
1978年3月25日 EP YA-1011 A あざみの如く棘あれば[注釈 3] 阿久悠 茶木みやこ 岡井大二
B あなたは何を 中村哲
Bourbon Records/徳間ジャパン
1978年6月10日 EP BMA-1800 A 泪橋 山本勣 寺山寿和
B 風が欲しい 友川かずき 茶木みやこ
NOW WEST 1
1997年2月21日 8cmCD NW-1001 1 今あなたは 茶木みやこ 有田純弘
2 愛させて欲しい
トランジスターレコード
2012年5月20日 CD TRCM-004 1 愛させて欲しい 茶木みやこ 有田純弘
2 今あなたは

アルバム

発売日 レーベル 規格 規格品番 アルバム 備考
テイチクレコード
1973年10月25日 テイチクレコード LP CF-1002 CHAKI CHANGES
Harvest Records/徳間ジャパン
1975年12月5日 Harvest Records LP YC-8003 うたがたり
1995年1月25日 Japan Record CD TKCA-70575
2009年11月25日 SHOW BOAT CD(紙ジャケ) SWAX-85 2009年24bitデジタルリマスター盤
1976年9月25日 Harvest Records LP YC-8007 翔べなくなるわ
2006年3月15日 トランジスターレコード CD TRCM-003
1977年8月5日 Harvest Records LP YC-9002 レインボウ・チェイサー Rainbow Chaser
1979年 Bourbon Records LP BMC-4010
1995年1月25日 Japan Record CD TKCA-70578
2018年11月15日 SHOW BOAT CD(紙ジャケ) SWAX-086 2009年24bitデジタルリマスター盤
1978年5月25日 Harvest Records LP YC-9004 茶木みやこ 撰歌
2004年7月10日 トランジスターレコード CD TRCM-002
slow moon records
2001年10月10日 slow moon records CD Slow-001 Love is enough
トランジスターレコード
2003年3月10日 トランジスターレコード CD TRCM-001 miyako
2008年4月23日 コロムビア CD COCP-34849 あるよ・ね
2012年10月13日 トランジスターレコード CD TRCM-005 Two Doors Away
2018年7月18日 トランジスターレコード CD TRCM-006 Try Again
2020年8月29日 トランジスターレコード CD TRCM-007 茶木みやこLive Stage vol.Ⅰ 茶木みやこ with 沈兵(揚琴)

外部リンク

脚注

注釈

  1. ^ オリコン最高33位、登場回数15回、売上7.0万枚
  2. ^ MBS系放映「横溝正史シリーズ part I」主題歌。
  3. ^ MBS系放映「横溝正史シリーズ part II」主題歌。

出典

  1. ^ a b c 週刊TVガイド 1977年6月3日号 174頁「ちょっと気になりませんか」
  2. ^ “伝説デュオ「ピンク・ピクルス」が44年ぶり復活 「一人の道」歌う”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年8月31日). https://www.oricon.co.jp/news/2077631/full/ 2024年1月21日閲覧。 
  3. ^ “ピンク・ピクルス、今秋NHKで44年ぶり再結成”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2016年8月31日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1702660.html 2024年1月21日閲覧。 
  4. ^ BSプレミアム「ザ・フォークソング 〜青春のうた〜」でピンク・ピクルスが44年ぶり一夜限りの再結成”. 全日本歌謡情報センター (2016年10月7日). 2024年1月21日閲覧。
  5. ^ 上越市で14日ライブ 茶木みやこ&いわさききょうこ”. 上越タイムス社 電子版 (2020年7月9日). 2020年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
  6. ^ 本日「茶木みやこLive Stage vol.Ⅰ  茶木みやこ with 沈兵(揚琴)」発売!”. transistorのブログ (2020年8月29日). 2024年1月21日閲覧。




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