花園刑務所の刑務官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 20:11 UTC 版)
恩田健郎(おんだ たけろう) 演 - 池内万作 刑務所所長。 内藤法務大臣を尊敬している。一見温和な人物に見えるが、事なかれ主義かつ融通の利かない人物であり、刑務所内でトラブルが起こった際にはそのもみ消しに手段をいとわない。そのため、一本松以外の刑務官からは軽蔑されている。 一本松昇(いっぽんまつ のぼる) 演 - 永野宗典 刑務所処遇部長。 出世のために、所長の恩田に対してわざとらしいほどゴマをする。その甲斐あってか恩田にも気に入られており、インフルエンザで休んだ際には「彼がいないと(自信を肯定してくれる人物がいないため)辛いなあ」と言われたほど。その一方で、娘からインフルエンザウイルスをもらってしまい、刑務所内インフルエンザ大感染の原因を作ってしまったこともある。 最終話、所長に昇進する。 百目鬼幸子(どうめき さちこ) 演 - 宍戸美和公 ベテラン刑務官。 軍人のような言動をしており、髪型を七三分けにしているほど厳格な人物。 とある男から「『芸妓殺人事件』に関する情報を琴音から聞き出せ。さもないと、お前の身は危険に晒される。」と脅迫され(第3話より)、そのことに対する危機感や焦りから、琴音と同じ雑居房の囚人達を、彼女達の「弱点」に漬け込んでは琴音に対する「刺客」として利用したり、刑務所内の至るところに盗聴器や隠しマイクを仕掛けたりするなどの行為を陰で行っているが、並外れた観察眼と聴力を持つ琴音には勘付かれている。 場合によっては、所内で起きた騒動・事件の容疑や責任を琴音に擦り付ける形で懲罰房に軟禁した上で、自身が逮捕された殺人事件について黙秘する琴音を何度も殴りつける等、彼女を精神的・肉体的に追い込み行為も辞さない。 しかしある時、自白剤を打たれた(と勘違いさせられていた)琴音を問い質していた際、口を滑らせて黒革の手帳の詳細を話してしまう。またそれと同時期に、父が犯罪者となったため、内藤がそれをもみ消すことを条件に平塚に従うよう内藤の秘書から指示されて前述のような行動を取っていたことが判明した。 最終話、刑務所に入れられる。囚人番号 555番。 大平仁(おおひら じん) 演 - 田村健太郎 刑務所イチのイケメン刑務官。 囚人たちの揉め事に巻き込まれたり、すきあらば津田に絡まれたりと苦労が絶えない。立原に気があるようでたびたびアプローチをかけているが、一向に実を結ばない。 立原桐子(たちはら きりこ) 演 - 内藤理沙 新人刑務官。 刑務官では一番の常識人。大平にたびたび言い寄られているが、本人は気持ち悪がっている。
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