自治区の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 00:43 UTC 版)
「息子がかわいくて仕方がない魔族の母親」の記事における「自治区の関係者」の解説
バレンタイン アイドル活動をしている少女で、声を使って変身する能力を持つ魔族。保守的な自治区での生活に嫌気がさし、人間の世界でエンターテイナーとして生きる夢を実現させた。歌声には魔族の魔獣化を活性化させる特性があり、彼女自身も無自覚であった。ライブにてアクシデントを引き起こすがローレムたちの活躍で騒ぎは沈静化し事無きを得る。後にメリーの治療により魔獣化を活性化させる器官を取り除かれアイドル活動を継続することができるようになった。なお特性である変身能力は感知能力の高い魔族には通用しない(自治区族長は見破っていた)。 族長 自治区の族長で、ヘルガの祖父。孫のヘルガを溺愛している。 最終章では自治区を離れ、ラモン・イザベラと共にスピカの島で暮らしている。 ベルトルト 故人。自治区の次期族長だった魔族で、ヘルガの父親。融和派の中心人物として人間との共生を志していた。生前の彼はエリザによると「おちゃらけてたけど優しくて先進的な人」だったという。 ラモン 強硬派に属する巨漢の魔族。空気を刃として飛ばす特性を持っている。かつて戦友だったガロンと人間に対する考え方の違いをきっかけに袂を分かった過去があり、ガロンのような人間に協力する魔族のことを強く憎んでいる。 イザベラ 眼帯をしている女性の魔族で、ラモンの一人娘。眼帯で隠した片目は過去に人間との戦いで失った。特性は判明していないが剣技に秀でている。本気になったローレムの実力を身をもって知り、強硬派に身を置く自身に戸惑いを感じ始める。なお失った片目はメリーの特性による治療で再生可能だが、イザベラ自身は人間に対する敵対心を忘れないために治療を拒否した。ローレム一行との交戦を経て性格は少しずつ丸くなり、族長命令とはいえ人間の街に使いに出るようになる。自治区での生活が長いせいか極度の方向音痴。
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