臨床シミュレーション研修 PNLS の基本設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/24 06:28 UTC 版)
「脳神経外科救急基礎コース」の記事における「臨床シミュレーション研修 PNLS の基本設計」の解説
GIO 脳神経外科救急の初期診療に必要なスキルを標準化し診療の円滑化をはかる。 SBOsBLS(Basic Life Support)とAEDの使用法を理解する 気道確保とモニタリングに使う機器、除細動器の操作法を理解する 脳神経外科救急において最も重要な概念である脳ヘルニアと神経所見を理解する 脳神経外科救急の代表的な症例の病院前・病院内での流れを理解する 受講対象は、脳神経外科救急の現場で診療に関わる可能性のある救急隊員(救急救命士を含む)、医師、看護師などで、診療プロセスを円滑かつ可能な限り短時間で進めることを目標とする。また病院内での脳神経外科救急症例の病状の推移への初期対応、緊急時の対応も包括しており、前述の職種以外に、薬剤師、理学療法士、作業療法士、医療系の学生(医学生、看護学生、薬学生など)の受講も可能である。 本コースは、大病院の脳神経外科ユニットはもとより救急医療で一定の役割を果たしている「脳神経外科単科病院」の病院としてのスキルの維持・向上、新人研修などに最適の研修ツールである。 日本脳神経外科救急学会により指導者養成ワークショップが運営されているほか、各地でコースが展開しつつある。
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