能力および肉体に関するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:55 UTC 版)
「聖闘士星矢」の記事における「能力および肉体に関するもの」の解説
小宇宙(コスモ) 体内に存在する宇宙的エネルギーのこと。登場する闘士たちは、これを燃焼させて繰り出す闘法を使用し、拳で空を引き裂き、蹴りで大地を割るほどの威力を誇る。ただし聖闘士の肉体は生身の人間と変わらないため、これを補うために各闘士は聖衣などのプロテクターを纏う。小宇宙は主に精神力・集中力などに比例・呼応して高まるため、六感(五感 + 第六感)のいずれかを意図的に封じるなどして助力とし、爆発的に小宇宙を増大することもできる。海闘士のクリシュナは、同様のものをクンダリーニと呼ぶ。 上級の闘士となれば、小宇宙の爆発により星々をも砕く破壊力を生み出したり、相手の肉体のみならず精神までも破壊したり、冥界・異次元などの異空間へ相手を放逐したり、といった超絶的な技も行使する。 星命点(せいめいてん) 各々の聖闘士の守護星座を形どっており、それがそのまま肉体への急所になるという。白鳥星座の氷河は蠍座のミロにダイヤモンドダストを星命点に打ち込んだ実績がある。逆に解毒作用もあり天馬星座の星矢をブラックペガサスの黒死拳から救うために龍星座の紫龍がそれを突いたこともある。クリシュナは同様の物をチャクラと呼ぶ。 真央点(しんおうてん) 血止めのツボ。ブラックドラゴンが紫龍に使用した他はミロが氷河、カノンに、一輝が星矢、氷河、瞬に使ったことがある。 セブンセンシズ 第六感を越える第七感。目覚めた者は小宇宙を最大限まで増幅することができるが、それが可能なのは黄金聖闘士など、聖闘士の中でも少数である。青銅聖闘士でも才能があれば一時的なら目覚めることが出来るとされている。 エイトセンシズ セブンセンシズ(第七感)をさらに越えた第八感。阿頼耶識(あらやしき)、八識ともいう。小宇宙の最奥にあるために常人は生前に気づくことはなく、死後にセブンセンシズを含む全感覚が途絶え、その後に発現する。生前にこれに覚醒すれば、死ぬことなく生きたまま地上界と冥界を行き来することができる。 冥王ハーデスとの聖戦が始まった時点で、阿頼耶識に目覚めていた聖闘士はシャカただ一人だった。ハーデス軍との戦いにおいて、星矢たちは自ら冥界に向かい、冥界の掟に縛られずに冥闘士たちと戦うため、エイトセンシズに覚醒することが必要とされた。
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