肥後マロ塚古墳出土品
主名称: | 肥後マロ塚古墳出土品 |
指定番号: | 389 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1981.06.09(昭和56.06.09) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 考古資料 |
ト書: | |
員数: | 一括 |
時代区分: | 古墳 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 有明海に注ぐ菊池川の一支流である合志川は、合志盆地の西端部を流れる。マロ塚古墳は、この西方丘陵にある古墳群のうちの一つで、径十五メートルほどの円墳といわれている。本遺品(鉄眉庇付冑【てつまびさしつきがぶと】、鉄衝角付冑【てつしようがくつきがぶと】、鉄短甲【てつたんこう】、鉄頸甲【てつあかべよろい】)はここからの出土品として将来されているもので、いずれも完存な保存状態を示している。全体に古墳時代中期の様相を呈した武具類の一括で、原初の形態をよく保っている点において資料的価値が高い。畿内では、この種の武具類が比較的まとまって多量に副葬された事例はあるが、九州では、ほとんどその例のない稀有なものであり、一括資料として、わが国古墳文化の研究に資するところは大きい。 |
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