老婆役での活躍とテレビドラマ進出とは? わかりやすく解説

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老婆役での活躍とテレビドラマ進出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 03:28 UTC 版)

田中絹代」の記事における「老婆役での活躍とテレビドラマ進出」の解説

1950年代中頃40代半ば迎えたその後女優業邁進し続け、特に老婆役で優れた演技見せるようになる主演作こそ少なくなるものの、成瀬監督の『流れる』、家城巳代治監督の『異母兄弟』などに重要な役で出演1958年昭和33年公開木下監督『楢山節考』では自分差し歯4本を役作りのために外して老婆演じキネマ旬報賞女優賞受賞それ以降脇役回り小津監督の『彼岸花』や市川崑監督の『おとうと』などで母親役を好演1965年昭和40年)、黒澤明監督の『赤ひげ』に出演した後、パーキンソン病罹った兄の看護専念するため、しばらくは仕事を断るようになった1968年郷里下関赤間神宮で、「明治百年記念」と題して開催され先帝祭で「禿(かむろ)」に扮し同郷女優木暮実千代と共に特別出演した。1970年昭和45年)、NHK大河ドラマの『樅ノ木は残った』に出演以降テレビドラマにも活躍の場広げ、『前略おふくろ様』の主人公の母親役や連続テレビ小説雲のじゅうたん』のナレーションなどで親しまれた。また、1970年紫綬褒章受章1974年昭和49年)、熊井啓監督の『サンダカン八番娼館 望郷』で元からゆきさん老婆演じベルリン国際映画祭最優秀女優賞芸術選奨文部大臣賞などを受賞した1975年3月日本経済新聞の『私の履歴書』の田中半生などが1ヵ月間に渡って掲載された。それまで神秘ベール包まれてきた日本代表する女優半生が、初め本人言葉明かされ読者から大きな反響呼んだ

※この「老婆役での活躍とテレビドラマ進出」の解説は、「田中絹代」の解説の一部です。
「老婆役での活躍とテレビドラマ進出」を含む「田中絹代」の記事については、「田中絹代」の概要を参照ください。

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