老婆の決まった台詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 01:51 UTC 版)
「『○○』という意味でございます」 客が札に書かれている抽象的な商品名の意味を尋ねたときに返答する。○○は、品目の前についている抽象的な言葉であり、詳細は説明しない。 「それはお買いになった方だけが解るのでございます」 / 「ですから、『○○』という意味でございます」 基本的に、それでも客が商品名の意味を尋ねてきたとき(客が「だから、『○○』の意味は?」等と言った場合)にこの台詞で返答する。 「○○円でございます」 客がその商品の値段を尋ねられた場合に答える。 「高いか安いかは、お客様のお考え次第でございます」 客がその商品の値段が高いと不満気な言葉を発した場合に言う。 「お買い上げありがとうございます」 客が商品を買ったとき(客が買うつもりでないのに金を差し上げた場合も)に発する言葉。 「一度お買いになったものは返品できないのでございます」 客が買った商品が要らないと返そうとした時に発する。当然返品は出来ない。唯一の例外として「すすんでいる新聞受け」は返品を認める条件としてキャンセル料9割を請求した(結局 返品はしなかった)。 「○○(商品名)はあれだけでございます」 客が買った商品がもう一つ有るかと尋ねてきたときに言う。前述の通り同じものは無い。 「それは、よろしゅうございました」 / 「それは、ようございました」 客が商品で幸運に恵まれたことを報告したとき。 「商品をどう使うかはお客様のお考え次第でございます」 客が商品に不満などの文句が来たとき。 「……」 客が、上記以外の質問をした際は答えない。 なお、買い慣れた購入者が老婆の台詞を真似したり、一緒に同じ台詞を言うのも一種のお約束となっている(「使えない定期券」や「すすんでいる自転車」など)。
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