編成と指揮系統とは? わかりやすく解説

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編成と指揮系統

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 14:05 UTC 版)

第10軍 (アメリカ軍)」の記事における「編成と指揮系統」の解説

第10軍主力部隊ジョン・リード・ホッジ陸軍少将率い第24軍団(英語版)とガイガー少将率い第3海兵水陸両用部隊からなり、その指揮下には予備部隊含めて7個師団抱えていた。第24軍団には第7歩兵師団と第96歩兵師団英語版)が直属部隊として属しており、第7歩兵師団アッツ島の戦いクェゼリンの戦いおよびレイテ島の戦い参戦し、第96歩兵師団レイテ戦った経験有していた。第3海兵水陸両用部隊中核を成すのは、海兵隊古参部隊精鋭を誇る第1海兵師団と、部隊としての歴史は浅いもののマーシャルサイパンおよびグアムでの戦闘経験者から構成されていた第6海兵師団であった第10軍直属師団としては第27歩兵師団英語版)、第77歩兵師団英語版)および第2海兵師団があり、これらは後詰特殊任務使われた。その他、ニューカレドニアには第81歩兵師団英語版)が第10軍全体後詰として配備され、また独自の海軍機動部隊航空部隊および守備隊もあった。 第10軍全体基礎兵力は、陸軍は約102,000名を数え、これに支援部隊など約38,000名と工事などに従事する9,000名が随伴していた。海兵隊88,000名、海軍シービー医療班中心とする18,000名がおり、第10軍沖縄戦開始時点182,821名の兵員有していた。18大軍束ねる第10軍司令部はバックナー中将をはじめ、アラスカから転戦してきた者、またヨーロッパ戦場からはせ参じた者で構成され、また海軍および海兵隊から派遣され連絡将校もいて三軍間での連携密にするよう配慮されていた。この第10軍指揮系統上で指揮するのは第51任務部隊司令官リッチモンド・K・ターナー海軍中将であり、ニミッツ元帥スプルーアンス大将ターナー中将、バックナー中将の順で指揮系統整備した。したがって第10軍前線での最高司令官であるスプルーアンス大将責任の下で作戦を行うというわけであるが、スプルーアンス大将自身は「上陸成功すれば以降はバックナー中将沖縄周辺三軍指揮掌握すべきだ」との考え持っていた。

※この「編成と指揮系統」の解説は、「第10軍 (アメリカ軍)」の解説の一部です。
「編成と指揮系統」を含む「第10軍 (アメリカ軍)」の記事については、「第10軍 (アメリカ軍)」の概要を参照ください。

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