編成と歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/13 09:05 UTC 版)
第一次世界大戦に先立って、潜水艦の指揮に関連する知識はある艦の指揮官から後任に受け継がれてきた。しかしながら、戦争中の高い損耗率によりこうした養成法は常には受け継がれず、経験に乏しい潜水艦指揮官ほど、自らの死と艦の損失をもたらす過誤をいっそう犯しやすかった。1917年、イギリス海軍は指揮官候補者のための潜水艦指揮官認定課程を創設した。 引き続く第二次世界大戦では、オランダ海軍が士官を課程に送り込み始めた。イギリス海軍とオランダ海軍は1995年まで、合同で潜水艦指揮課程の運営に責任を負っていた。 イギリス海軍の潜水艦隊が原子力潜水艦のみの艦隊に転換すると、オランダはディーゼル・エレクトリック潜水艦のための潜水艦指揮課程の運営の責任を引き継いだ。本課程は、2004年にISOに認定された。 本課程は他国の海軍からの潜水艦乗りが参加しており、オーストラリア海軍、ブラジル海軍、カナダ海軍、デンマーク海軍(潜水艦戦力の廃止以前)、韓国海軍、そしてアメリカ海軍からの参加者がいる。
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