統合進歩党離党と新党「進歩正義党」結成
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「魯会燦」の記事における「統合進歩党離党と新党「進歩正義党」結成」の解説
選挙後、統合進歩党内では比例代表候補の予備選における不正事件が発覚したことをきっかけに党内抗争が発生した。魯会燦はシム・サンジョンや姜基甲などと党内刷新を求めるグループ(非党権派)の一員として、党内改革に乗り出した。しかし不正選挙を主導した党権派の妨害で党内改革が頓挫したことで、統合進歩党から離党し新たな進歩政党に参加することを9月13日に表明した。9月16日、新党を結成するための組織である「新進歩政党推進会議」(進歩党脱党派の集まりである「進歩政治革新の会」が改編する形で発足)の共同代表に推戴された。10月7日、推進会議による新たな新党である進歩正義党の創党準備委員会が発足し、魯会燦は共同委員長に就任。同月21日に正式発足した進歩正義党の共同代表に就任した。2013年2月14日、後述の安全企画部Xファイル事件(サムスンXファイル事件)で有罪判決を受け、国会議員を失職。2013年7月21日に進歩正義党から党名変更した正義党では代表を退いた。 2014年2月、6月統一地方選挙におけるソウル市長選への出馬説について「人間的道理が無い」としてこれを一蹴。その上で「朴元淳がもう一度当選することが新しい政治ではないか」として、12年大統領選挙の序盤選挙において台風の目となった安哲秀が結成を進めている新政治連合に対し、朴元淳の再選に向けて連帯に乗り出すべきとの意思も示した。統一地方選直後の7月30日に行われる国会議員再補選の一つであるソウル市銅雀区乙選挙区(鄭夢準がソウル市長選出馬のため議員辞職した事に因る)に正義党候補として出馬、候補者が辞退 した新政治民主連合の支援も受けたが、セヌリ党の羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)に僅差で敗北した。 2016年4月に行われた第20代国会議員総選挙では慶尚南道昌原市城山区選挙区に正義党公認候補として立候補し、共に民主党の支援も得て(共に民主党の前代表の文在寅も魯会燦の応援演説に立った。)、セヌリ党の現職議員・姜起潤を破って通算3度の当選を果たし、国会議員に返り咲いた。2016年5月30日から正義党院内代表を務めた。
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