紫王館中学校
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進学科、スポーツ科共に一流の私立校。 中学男子卓球部は全中団体戦で10年間連続優勝の超強豪。中高一貫で全寮制。 如月 ヨルゲン(きさらぎ ヨルゲン) 本作品のもう一人の主人公で、イチローのライバル。卓球全日本選手権ホープスの部で優勝した実績のある天才卓球少年。2年前に再戦の約束をしたイチローをずっと探していた。イチローと大会で戦う日を待ち望んでいる。日本とスウェーデンのハーフだと本人は言っているが、ハーフの場合、金髪碧眼の子供は生まれにくいことが作中で指摘されている。名前の由来はスウェーデンの卓球選手であるヨルゲン・パーソン。 最上 一郎(もがみ いちろう) スポーツ科3年生。Sランク。紫王館卓球部のエース。世界ランク30位であり、昨年の世界卓球に出場した。昨年の夏季大会で自身を負かしたヒロに執着している。日本に再び卓球の黄金時代を築くことを目標としており、そのため華のあるヨルゲンに注目している。一流を志す四人兄弟で、兄の一人(かずと)は東大主席、姉の一美(ひとみ)は世界水泳金メダル選手。弟の一男(かずお)は漫画家を志しており、イチローのクラスメイト。 源 錦治郎(みなもと きんじろう) スポーツ科2年生。1年時、3年生の引退時期に紫王館卓球部Sランクになった実力者。幼少期に自身を負かした最上一郎を追いかけるように転居、紫王館に入学した。以降も彼に執着し続けている。 石田 直斗(いしだ なおと) スポーツ科2年生。声が大きいのが特徴。快活で正直な性格。ヨルゲンと仲が良く、行動を共にしている。同学年で自分より実力のある源に注目している。 花巻 べるな(はなまき べるな) スポーツ科3年生。Sランク。紫王館卓球部の女子のエース。世界ジュニアランク1位。左利き。ヨルゲンのことを気に入っている。 常盤 かりん(ときわ かりん) スポーツ科1年生。Sランク。世界レベルの実力を持つ。花巻べるなとのダブルスは「柔なる花巻、剛なる常盤」と評され、“ベルリンの壁”と恐れられている。花巻べるなをべるべると呼び慕っている。桃田西卓球部の大和とは幼馴染。最重量級ラケット「剛力」を使う。 有馬 了(ありま りょう) スポーツ科3年生。万年Aランク。レギュラーを決める紫王館ランク戦では禁止されている補助剤を使用してヨルゲンに挑むも敗退。佐々木知巳によく騙されている。 佐々木 知巳(ささき ともみ) スポーツ科3年生。口が悪く、有馬によく嘘をつくが、源によるとそれは不器用な優しさの裏返しらしい。 天海 将(あまみ しょう) 紫王館中卓球部の顧問。10年連続全中優勝に導いた名将。
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