素顔での活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 02:38 UTC 版)
「ケイン (プロレスラー)」の記事における「素顔での活動」の解説
2003年6月に、「負けたらマスクを外す」という条件でトリプルHの世界ヘビー級王座に挑戦するが、エボリューションの乱入で敗れ、試合後も集団暴行されてマスクを外されそうになったところをタッグパートナーのロブ・ヴァン・ダムに救出されるが、結局自らマスクを外すと突然ヴァン・ダムにチョークスラムを浴びせてタッグを解消するとともにヒールターン。以後、素顔での活動を開始した。 その後は典型的な狂人ヒール、怪物ヒールとして暴虐の限りを尽くし、ジム・ロスのインタビューを受けると逆上して暴行してガソリンをまいて火をつけたり、説得してきた元相棒のロブ・ヴァン・ダムにも勝利、リンダ・マクマホンにもツームストン・パイルドライバーを浴びせ、それに激怒した息子シェイン・マクマホンとの抗争にも勝利した。 2003年のサバイバー・シリーズでは、シェインとの抗争に決着を着けた後、ビンス・マクマホン対ジ・アンダーテイカーのベリード・アライブ・マッチに乱入し、ビンスの勝利をアシストした。しかしその後墓堀人時代のアンダーテイカーを匂わせる怪奇現象に脅かされ始め、2004年のWrestleMania XXにてテイカーとの試合が決定。当日、ケインの前にアメリカン・バッドアス(バイカー)ギミックから再び墓堀人ギミックとなったテイカーが現れ、ツームストーンで敗北した。 その後はショーン・マイケルズとの短期抗争の後、ディーヴァのリタとのストーリーが中心に組まれた。リタを巡ってのマット・ハーディーとの抗争、リタとの結婚、妊娠、ジーン・スニツキーの攻撃による流産、その後の抗争、という一連のアングルが組まれた(当初は流産はストーリーにはなかったが、ケインがスニツキーの攻撃を受けた際に、受け止めきれずに勢いあまってリタに覆いかぶさるように倒れてしまったために急遽追加したもので、これにより妊娠ストーリーは予定より早く終了した)。フジテレビのWWE放送にて「悩める怪物」という呼び名が付いていたのはこの頃である。2005年に入り、リタがエッジと浮気するストーリが展開し、ギミック上の結婚を解消、エッジと抗争に入った。エッジとの抗争のメインがマット・ハーディーに移ると休暇期間に突入した。同年10月にRAWに復帰。PPVタブー・チューズデイにてビッグ・ショーとタッグを組み、巨漢レスラー2人によるダブルチョークスラムがフィニッシュムーブとして世界タッグ王座を長期に渡って防衛した。2005年のサバイバー・シリーズでのスマックダウンとの対抗戦に向けたストーリーでは、ダブルチョークスラムよりバティスタに筋断裂の重傷を負わせている。 2006年4月3日のRAWで世界タッグ王座から陥落。その後ケインは「5月19日(メイ・ナインティーン)」という言葉を聞くと状況に構わず逆上してみせるようになり、これをアングル化してビッグ・ショーとのタッグを解消し、かつてのケインのマスクとコスチュームを着けた偽ケインと抗争した。その後はD-ジェネレーションXがケインをたきつけたことでウマガと抗争、RAW ファミリー・リユニオンにおいてウマガとの敗者RAW追放マッチに敗れ、スマックダウンに移籍した。移籍後はMVPとの抗争を開始し、アンダーテイカーの抗争相手だったミスター・ケネディがMVPを援護したこともあって、久々に破壊兄弟を再結成して勝利。アルマゲドンではインフェルノ戦ではMVPの背中に炎で火傷を負わせて勝利した。
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