紀州ピー2号【キシュウピーニゴウ】(草花類)
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登録番号 | 第13668号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | スイトピー | |
登録品種の名称及びその読み | 紀州ピー2号 よみ:キシュウピーニゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 和歌山県 | |
品種登録者の住所 | 和歌山県和歌山市小松原通1丁目1番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 花田裕美、森泰、宮本芳城、小畑利光、山本彩加 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「アーリーホワイト」に「ミセスダグラスマッカーサー」を交配して育成されたものであり、花は旗弁が鮮紫ピンク色で、翼弁が淡紫ピンク色の冬咲き性の切花向きの品種である。草型は高性、茎の最小径及び最大径はやや太、アントシアンの発現の有無は無、第一次分枝の発達程度は少、節間長は長である。複葉対数は1、葉形は卵形、波打の程度は中、着葉角度は斜上、葉長はやや短、葉幅はやや狭、たく葉の大きさ及び葉の色は中、ふ入り葉の有無は無、葉柄着生部の色は有、葉柄の長さは中である。花の着生密度は密、向きは斜上、花形はオープン、花径、旗弁長及び幅は中、翼弁長はやや長、幅はやや広、舟弁長及び幅は中、花弁の斑紋の有無は無、旗弁上部及び中央部の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505)、旗弁下部の色はピンク白(同9701)、翼弁上部及び中央部の色は淡紫ピンク(同9702)、翼弁下部の色はピンク白(同9701)、舟弁上部の色は淡緑黄(同2702)、舟弁中央部の色は黄白(同2502)、舟弁下部の色は淡緑黄(同2702)、旗弁の形は全縁、翼弁の内曲は弱、旗弁の数は1、翼弁の数は2、がくの形は鐘状、大きさは中、色は有、雌ずいの有無は有、雄ずいの数は10、花柄の太さは細、小花柄の太さ、花柄の長さ、小花柄の長さ、一花房当たりの花数及び香りは中である。開花の習性は冬咲き性、冬咲き性の開花期の早晩は中である。「ミセスダグラスマッカーサー」と比較して、旗弁上部の色が鮮紫ピンクであること、翼弁上部の色が淡紫ピンクであること等で、「シンデレラ」と比較して、葉形が卵形であること、旗弁上部の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に和歌山県農林水産総合技術センター暖地園芸センターの温室(御坊市)において、「アーリーホワイト」に「ミセスダグラスマッカーサー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものであるなお、出願時の名称は「キャンドルピンク」であった。 |
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