紀州さや2号【キシュウサヤ2ゴウ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9391号 |
登録年月日 | 2001年 10月 18日 | |
農林水産植物の種類 | えんどう | |
登録品種の名称及びその読み | 紀州さや2号 よみ:キシュウサヤ2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 10月 19日 | |
品種登録者の名称 | 和歌山県、和歌山県農業協同組合連合会 | |
品種登録者の住所 | 和歌山県和歌山市小松原通1丁目1番地、和歌山県和歌山市美園町5丁目1番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 加藤一人、宮本芳城、藤岡唯志、岩本和也、花田裕美、藤田政良、藤原秀宣、平松文彦、島津伊都夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「美笹」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、草姿・草丈はやや矮性で茎は細く、莢の重さはやや小さい早生の莢用品種である。草姿・草丈はやや矮性、分枝型は下位上位分枝型、分枝数は少、初花房節位は低いである。小葉の大きさは小、形状は楕円形、先端の形状は丸味形、托葉の大きさは小、形状は不正楕円形、葉色は緑、茎の太さは細、茎葉の色素発生は無である。花色は白、花房の花数は2花性、莢の長さは中、幅は中程度、そりはそらない、曲がりは板状、緑色度は緑、重さはやや小である。種子の大きさは中、1000粒重は中程度、形状は球形、地色は黄白色、目の色は黒である。用途は莢用、収穫の早晩性は早生である。「美笹」と比較して、茎が細いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に和歌山県暖地園芸センター(御坊市、現和歌山県農林水産総合技術センター暖地園芸センター)において、「美笹」に出願者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「紀州絹莢1号」であった。 |
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