米本団地線
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11:勝田台駅〜下市場〜米本神社〜米本団地1970年:米本団地線の運行を開始する。 昭和50年代:米本団地〜小池を延伸する。その後、北総開発鉄道(当時)小室駅まで延伸する。 2003年9月15日:米本団地〜小室駅、米本団地〜秀明大学〜小室駅間を短縮する(小室線の廃止)。 京成電鉄の勝田台駅南口と米本団地を結ぶ路線。同団地の主要輸送手段であるとともに、国道16号線上の各学校への通学路線の役割や、途中の米本地区への足である。当路線は新山営業所の前を通るが、新山車庫というバス停はなく、八千代松陰高校前が最寄の停留所であるが、そこまでの区間便はない。このため、出入庫は米本団地までの回送という形で行われる。 当路線の開通は、米本団地の入居開始である1970年である。当時は勝田台駅は北口が全く整備されていなかったため、南口にバス停が設けられた。南口のバス停が「勝田台駅南口」ではなく、「勝田台駅」であるのはそのためである。勝田台駅北口の整備後も、当路線は南口発着が維持されている。北口からに比べて国道16号線に入るまでの距離は長いものの、南口の方が商業施設の充実などもあり利便性が高いことも影響している。 開通時は国道16号線の京成本線をまたぐ陸橋が無かったため、ごく初期に限って八千代高校を経由していたことがある。その後、昭和50年代に八千代市北端の小池、さらに北総線・小室駅へと順次延伸を行った。さらに、八千代国際大学(現・秀明大学)を経由するようにもなった(同校の開校は1988年だが、この線が経由するようになったのは平成になってからである)。ただし、これら延伸区間の運行本数は少なく小室駅まで延長されて以降の発着便は1時間に1本しか無かった(米本団地以南は15分間隔で運行)。結局、千葉県生活交通地域協議会に退出意向が提出され、利用者が少ないことが影響してか、2003年9月に米本団地までの運行に短縮された。 近年まで、ラッシュ時のみ一部に「陸橋経由」という便が運行されていた。これは、国道16号と296号との交差点(下市場)の渋滞を避け、立体交差の陸橋を通るもので、陸橋下にある下市場停留所を経由しなかった。
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