小室への延伸、新山営業所の開設(1980年頃〜)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 05:55 UTC 版)
「東洋バス」の記事における「小室への延伸、新山営業所の開設(1980年頃〜)」の解説
その後、東洋バスは北総開発鉄道線への乗り入れも開始した。すなわち、勝田台駅と国道16号線八千代市の北端である小池との間を運行していた米本団地線を、1982年4月8日に小室駅に延伸することとなったのである。米本団地〜小池間の延伸時期は不明であるが、1980年当時の千葉県バス協会によるバス路線図では小池までとなっている。 小室駅への延伸と同時に、八千代台駅〜米本団地線を村上橋を渡るルートに変更した。これは前年の1981年に同橋が架け替えられたことによるもので、1983年3月15日には、同じく村上橋を渡るルートで八千代台駅〜村上団地線も開通した。 また、時期が不明(米本団地線が小室駅まで至る前の話)であるが、下高野まで運行していた八千代工業団地線を工団第三までに短縮し、1983年に農業会館が営業を始めたのを受け、同年5月2日に工団第三〜農業会館間を延長している。 以上のように、路線エリアが北へと拡大し、大和田を通らない路線が徐々に増え始めたことから、この頃国道16号沿いに新山営業所を新設している。これを受け、1984年4月13日に八千代台駅、および岩戸から新山車庫に至る系統ができた。 それでも、この時代の東洋バスはかなりの路線が大和田営業所発着で、まだ上高野工業団地を経由する路線がなく、岩戸線も学校下・宮内経由であった。ただし、神野付近は下宿〜保品間をショートカットするようになったため、旧ルートを通る神野十字路折返線が新設された。同線は、八千代台→グランド→大和田→下市場→辺田前→宮内→米本→下宿→逆水→神野(神野十字路停留所の200mほど西)→神野十字路を経由してそこから広い道路を通って戻るというものであった。 東洋バスの高津団地停留所付近の営業所には、当時のバス路線図が2011年4月1日時点で現存していた。その路線図を基に、この時代の路線をまとめると以下のようになる。 起点 終点 経由地 八千代台駅 岩戸 グランド前・大和田駅・下市場・村上橋・米本 工団第三 三愛団地・高津入口・コーシン牛乳・一本松・京成バラ園 工団第三 三愛団地・高津入口・八千代霊園・住宅坂上 米本団地 三愛団地・高津入口・市役所・村上橋 高津団地 三愛団地・高津団地入口 幕張営業所 高津新田・実籾駅・武石入口 大和田営業所 グランド前 循環線 三愛団地・高津入口・大和田駅入口・大和田駅・グランド前 大和田営業所 岩戸 下市場・村上橋・米本 工団第三 市民会館入口・小学校前・八千代霊園 工団第三 市民会館入口・小学校前・コーシン牛乳・一本松 高津団地 市民会館入口・小学校前・高津入口 神野十字路 下市場・村上橋・米本・逆水 下高野 下市場・村上橋・米本・火の見下 白井中学校 下市場・八千代高校・村上入口・稲荷前・上高野・米本・神野坂上・武西十字路 志津駅 下市場・八千代高校・村上入口・上志津入口 勝田台駅北口 村上団地第一 勝田台北口中央 勝田台駅 小室駅 八勝園前・下市場・聖書学園(現:英和高校)・米本団地 聖書学園 八勝園前・下市場 松陰高校 八勝園前・下市場 幕張営業所 日立製作所 武石入口・実籾駅 長作町 武石入口・小谷津
※この「小室への延伸、新山営業所の開設(1980年頃〜)」の解説は、「東洋バス」の解説の一部です。
「小室への延伸、新山営業所の開設(1980年頃〜)」を含む「東洋バス」の記事については、「東洋バス」の概要を参照ください。
- 小室への延伸、新山営業所の開設のページへのリンク