篠田家関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 00:40 UTC 版)
「新・浪人若さま新見左近」の記事における「篠田家関係者」の解説
篠田政頼(しのだ まさより)/又兵衛(またべえ) 綱吉の命で西ノ丸に入った左近の附家老になった。通称は又兵衛。左近の監視が目的で元大目付と元来の性格からか融通が利かない所がある。とはいえ、左近の事を嫌っているわけではなく職務に忠実なだけで普段は比較的フランクに接している。最初は左近が市井に出る事を断じて許さない姿勢だったが、ある事件をきっかけに左近が市井に出る事については寛容になった。その後は今までとは180度変わり甲府家の家臣達同様ノリノリの性格に変貌、左近がお琴の所へ行くと分かっていてもスルーする器の大きさを見せるようになる。結果として前作における養父・新見正信に相当する立ち位置になる。 篠田菊江(しのだ きくえ) 又兵衛の妻で、後述の克之介と共に篠田家を守っている。夫が帰って来る度に家の事を詳細に語り合うほど夫婦仲は良好。そして又兵衛も唸らせる料理上手でもある。 篠田克之介(しのだ かつのすけ) 又兵衛の息子だが未だ無役である。父とは対照的に呑気な性格なものの、又兵衛を案じて隠れていた穂積の気配を察知する鋭さは父譲りと言える。愛妻家で留守にしている父の身を案じている誠実な性格の持ち主。 篠田千里(しのだ ちさと) 克之介の妻で夫とは仲良く暮らしている。武家の妻らしく孫たちもきちんと礼儀作法をしつけるしっかり者。 篠田龍之介(しのだ りゅうのすけ) 勝之助と千里の間に産まれた男三兄弟の長男。幼いながらも祖父である又兵衛に対して礼節をわきまえている。 篠田なつめ(しのだ なつめ) 篠田家の長女。又兵衛が浜屋敷で愛されている棗の木にちなんで名づけられた。 三宅兵伍(みやけ ひょうご) 近侍四人衆の一人で左近と同い年だが笑った顔をほぼ見せない位、真面目過ぎる性格をしていて又兵衛同様、融通の利かない部分がある。 早乙女一蔵(さおとめ いちぞう) 近侍四人衆の一人で兵伍と違って穏やかな性格な一方、剣の腕は確か。 砂川穂積(すながわ ほづみ) 近侍四人衆の一人で最年少。最も気が利く人物であり又兵衛からも凄腕の隠密と称されるほど密偵としての腕も確か。深明流小太刀術を操る。 望月夢路(もちづき ゆめじ) 近侍四人衆の一人。一部屋離れていても囁き話を正確に聞き取れるほどの地獄耳の持ち主。その一方で左近に忠誠を誓っており浜御殿を出ている事も又兵衛には一切知らせていない。どころか自身も独自に探索を続けて、貴船屋に殺されそうになった際に左近に助けられる。そのため左近に対しては心酔している。 津田周三郎(つだ しゅうざぶろう) かつて近侍四人衆の配下だった一人。求めに応じて闇将軍の隠れ家を探っていたものの、ばれてしまい命を落としてしまう。しかし、その功を買われ家は存続となった。 友丘(ともおか) 津田の同僚で細面の男。闇将軍の隠れ家と、その行き先を何とか追っていたものの、やはり同様の襲撃に遭ってしまう。しかしながら一命はとりとめた。
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