等方的と異方的
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ある対象の性質や分布が方向に依存しないときそれは等方的(とうほうてき、isotropic)であるといい、一方で、方向に依存するときは異方的(いほうてき、anisotropic)であるという。別な表現では、ある対象の性質や分布が回転により変化しないとき等方的であり、回転により変化するとき異方的である。対象が等方的か異方的かは、対象の等方性(isotropy)もしくは異方性(anisotropy)の有無として表現する場合もある。
- 1 等方的と異方的とは
- 2 等方的と異方的の概要
等方性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 04:56 UTC 版)
「宇宙マイクロ波背景放射」の記事における「等方性」の解説
CMBのもう一つの顕著な特徴は、非常に高い精度で等方的であるという点である(黒体放射温度が等方的)。 ごくわずかに観測される非等方性のうち最も大きな成分は双極成分(180度スケールのずれ)であり、その大きさは単極成分(全体の平均)の 10-3 程度である。この原因は地球(太陽系)がCMBに対して運動(約370km/s)していることを示している。なおこれは、銀河系自身の運動(約600km/s)と、太陽系が銀河中心に対して公転する運動(秒速230km)とのベクトル合成である。
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等方性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 23:39 UTC 版)
材料に電場を印加したとき、その結果生じる電流が電場と同じ方向である場合、そのような材料を「等方性 (isotropic) 電気伝導体」と呼ぶ。また、電流が印加された電場と逆向きに生じる場合、その材料を「異方性 (anisotropic) 電気伝導体」と呼ぶ。
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「等方性」の例文・使い方・用例・文例
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