等方性とは? わかりやすく解説

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とうほう‐せい〔トウハウ‐〕【等方性】

読み方:とうほうせい

物質空間物理的性質が、方向によって変わらないこと。⇔異方性


等方性


等方的と異方的

(等方性 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/22 06:51 UTC 版)

ある対象の性質や分布が方向に依存しないときそれは等方的(とうほうてき、isotropic)であるといい、一方で、方向に依存するときは異方的(いほうてき、anisotropic)であるという。別な表現では、ある対象の性質や分布が回転により変化しないとき等方的であり、回転により変化するとき異方的である。対象が等方的か異方的かは、対象の等方性(isotropy)もしくは異方性(anisotropy)の有無として表現する場合もある。




「等方的と異方的」の続きの解説一覧

等方性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 04:56 UTC 版)

宇宙マイクロ波背景放射」の記事における「等方性」の解説

CMBもう一つ顕著な特徴は、非常に高い精度等方的であるという点である(黒体放射温度等方的)。 ごくわずか観測される非等方性のうち最も大きな成分双極成分(180度スケールのずれ)であり、その大きさは単成分全体平均)の 10-3 程度である。この原因地球太陽系)がCMBに対して運動(約370km/s)していることを示している。なおこれは、銀河系自身運動(約600km/s)と、太陽系銀河中心に対して公転する運動秒速230km)とのベクトル合成である。

※この「等方性」の解説は、「宇宙マイクロ波背景放射」の解説の一部です。
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等方性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 23:39 UTC 版)

電気伝導体」の記事における「等方性」の解説

材料電場印加したとき、その結果生じ電流電場と同じ方向である場合そのような材料を「等方性 (isotropic) 電気伝導体」と呼ぶ。また、電流印加された電場逆向き生じ場合、その材料を「異方性 (anisotropic) 電気伝導体」と呼ぶ。

※この「等方性」の解説は、「電気伝導体」の解説の一部です。
「等方性」を含む「電気伝導体」の記事については、「電気伝導体」の概要を参照ください。

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