第4次(1993 - 96年)/ 岩波講座日本通史
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1993年9月から1996年3月にかけて岩波講座日本通史というタイトルで刊行された。本編21巻および別巻4巻からなる。他のシリーズと異なって、本編である2~21巻において、①各時代の政治・経済・社会を総合的に概論する「通史」、②各時代の重要なテーマを取り扱う「論説」、③各時代の文化に関するテーマを取り扱う「文化論」、④各時代の特徴的なテーマを取り扱う「特論」をそれぞれ設定している。 時代区分としては、古代1~5巻で旧石器時代から摂関期(~11世紀)、中世1~4巻で院政期から戦国期(12~16世紀)、近世1~5巻で戦国期後期から天保期(16世紀後半~19世紀前半)、近代1~4巻で幕末維新期から占領期(1850~1940年代)、現代1~2巻で高度成長期以降(1950~90年代)となっている。近現代史では第3次シリーズで合わせて10巻が割かれていたのに対して、このシリーズでは6巻に縮小されている。また、アジア・太平洋戦争による敗戦をシリーズ構成上の時代区分として採用していないのも特徴である。 編集委員:朝尾直弘・網野善彦・石井進・鹿野政直・早川庄八・安丸良夫 A5判・上製(濃茶色カバー)・函入(型抜函)・定価2800円(消費税3%込) 日本列島と人類社会 古代1 古代2 古代3 古代4 古代5 中世1 中世2 中世3 中世4 近世1 近世2 近世3 近世4 近世5 近代1 近代2 近代3 近代4 現代1 現代2 別巻1:歴史意識の現在 別巻2:地域史研究の現状と課題 別巻3:史料論 別巻4:総目次・索引
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