第3巻:海竜のなみだ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/08 09:42 UTC 版)
「少女海賊ユーリ」の記事における「第3巻:海竜のなみだ」の解説
ザーナンがまっすぐに見つめるのは、怪物が棲み、人魚が船を難破させるという恐ろしい海竜の海。そこで、ユーリたちはザーナンの過去を知ることに……。 オーガム 百人の手下を抱える、「あばれドクロ号」の船長である「あばれ海賊」。 海賊波止場でノエルと言い合いになっていたところ、ユーリにズボンのベルトを剣で切られ、凛としたユーリの立ち振る舞いと可憐さから一目惚れした。海竜の心臓を取ろうとして刺激し、船を沈められてしまう。その後、海竜を護っていたティラから命の大事さを教えられ、反省する。 後に母親とともに登場。小さなボートの「あばれドクロ二世号」で宝島を探しに行く。 ティラ 海の一族・リーウィー族の現在の族長。海草の服をまとった美女。 オーデニアの人魚狩りで首筋を槍で突かれるが海深く潜って生き延び、夫であるラドの死後、リーウィー族の長を継ぎ、海竜の心臓を狙って「魔の海域」にやって来た船から海竜を護る為にケルンの音色と美しい歌声で船を誘い、岩にぶつけて沈めていた。ユーラスティア号が魔の海域にやって来た時に息子のザーナンと再会した(その時は本名の「ラディ」と呼んでいた)。オーデニア海軍との戦いの後、海に不慣れなザーナンをユーラスティア号に預け、海竜の子供を育てられる海を探しに旅に出た。 最終巻では成長した海竜と、リーウィー族と共にイルカを使ってボルドに連れ去られたユーリの行方を探し、その時は「ザーナン」と呼んだ。 シスル・パンナ 海に落ちた巨大なザリア石の隕石の時光波を浴びながら推定1万年の時を生きた太古の恐竜・ディノプロノスリュウの生き残り。リーデニア海では伝説の海竜と言われている。 名前の意味は「偉大な姉妹」。リーウィー族と共に暮らし、護られながら卵を温めていたが、心臓を狙って来たオーデニア海軍により砲撃され、生まれた海竜の子供に口付けをして海に沈んだ。
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