第3巻「妹と妖精の島」
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「エロマンガ先生」の記事における「第3巻「妹と妖精の島」」の解説
『ラノベ天下一武道会』でムラマサ、正宗に次いで第3位の得票を得た新人作家の獅童国光より、同企画参加者のうちムラマサと獅童の本も結局出版されることが決まったため、皆で打ち上げをやりたいという提案が来たと、正宗はエルフより言伝される。 そして紗霧家で行われた打ち上げ中の話の流れで、後日にエルフの別荘にて『夏の取材&執筆合宿』が行われることになった。『世界妹』のイラストを集中して描くため頑張るからという紗霧に背中を押され、紗霧を家に残し正宗も参加を決める。皆は取材がてら浜辺で遊んだり、露天風呂に入ったり夕食を摂ったりして過ごす。その夜エルフは正宗をひとり呼び出し、自分は正宗のことが好きだと告白、また正宗もいずれ自分にプロポーズすると予言する。 翌日、正宗はムラマサに前日の話の中で約束した、完結した自分の小説の番外編小説を渡した。それを読み終えたムラマサは、正宗がムラマサのために面白い小説を書いてくれたおかげで、自分で自分のための小説を自分で書く必要はなくなったから、小説はもう書かないと言い出す。だが、以前よりムラマサが自分にファンレターを送ってきてくれていたことに気づいていた正宗は、ムラマサに感謝の言葉を告げるとともに、夢がひとつだけなんてもったいないと語る。そうするとムラマサは、正宗がムラマサの専属小説家になったわけではないのだから、足りない供給分は自分で書くしかないと、あっさり断筆を撤回。そして自分のもうひとつの夢として、さしあたって正宗に、自分のことを好きになってもらうと言い出した。 後日、紗霧の部屋に紗霧、正宗、エルフ、ムラマサがいたところ、紗霧のパソコンの画面に、エロマンガ先生がネットでお絵かき配信をしているときに使っているのとよく似たお面にパーカー姿の人物が現れる。そして自分こそが本物の「エロマンガ先生」だと名乗った。
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