第13の哨戒 1945年7月 - 9月・終戦
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「ガトー (潜水艦)」の記事における「第13の哨戒 1945年7月 - 9月・終戦」の解説
7月8日、ガトーは13回目の哨戒で日本近海に向かった。7月18日までウェーク島近海で救助活動の任務に就いた後、東北地方沿岸部に針路を向けて救助活動を続ける。8月3日、ガトーは北緯39度06分 東経142度02分 / 北緯39.100度 東経142.033度 / 39.100; 142.033の地点で哨戒艇を発見、Mk27 誘導魚雷(英語版)を使って攻撃し、哨戒艇の撃沈を報じた。8月15日に日本は降伏。ガトーは直前に北緯41度20分 東経141度32分 / 北緯41.333度 東経141.533度 / 41.333; 141.533の地点で最後の戦闘を行ったが、その戦果は認められなかった。8月31日、ガトーは僚艦とともに東京湾へ入った。9月2日には戦艦ミズーリ (USS Missouri, BB-63) などとともに、日本の降伏調印式に立ち会い、敵国の首都に勝者として入港するという名誉に浴した。ガトーは翌日東京湾を出港し、9月12日に61日間の行動を終えて真珠湾に帰投した。 ガトーはパナマ運河を経由してニューヨーク海軍造船所に到着し、1946年3月16日に予備役となる。その後はニューヨーク、メリーランド州ボルチモアなどで予備役訓練艦として使用され、1960年3月1日に除籍される。ガトーは1960年7月25日にペンシルベニア州フィラデルフィアのノーザン・メタルズにスクラップとして売却された。 ガトーは第二次世界大戦の戦功で13個の従軍星章を、第4回から第8回までの哨戒での功績で殊勲部隊章を受章した。
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