第1の哨戒 1944年7月 - 10月
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「レッドフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第1の哨戒 1944年7月 - 10月」の解説
7月23日、レッドフィッシュは最初の哨戒でルソン海峡方面に向かった。8月18日明け方、レッドフィッシュはラッシャー (USS Rasher, SS-269) とともに哨戒中、輸送船団が接近するのを探知。5時24分ごろに北緯20度40分 東経120度43分 / 北緯20.667度 東経120.717度 / 20.667; 120.717のバタン諸島イバヤト島西方でタンカー永洋丸(日本油槽船、8,673トン)を雷撃したが撃破にとどまった。一週間後の8月25日には、北緯18度31分 東経120度32分 / 北緯18.517度 東経120.533度 / 18.517; 120.533のルソン島北西端ボヘヤドール岬沖で接岸航行中のタマ24船団を発見。昼過ぎにばとぱは丸(日本海運、5,953トン)を雷撃し撃沈した。さらに9月16日15時過ぎ、北緯21度42分 東経121度41分 / 北緯21.700度 東経121.683度 / 21.700; 121.683の鵝鑾鼻南西沖で、ミ14船団に加入中に僚船徳島丸(日本郵船、5,975トン)の被雷のショックで機関室が破損し修理しながら船団に追及していたタンカー第二小倉丸(日本油槽船、7,311トン)に向けて魚雷6本を発射。うち2本が船体前部と後部に命中し、第二小倉丸は3分で沈没した。5日後の9月21日には、僚艦ピクーダ (USS Picuda, SS-382) とともに、バタン諸島を縫うように南下中のタマ26船団を発見。淡路丸(日本郵船、1,948トン)を撃沈したピクーダの攻撃に続いてレッドフィッシュが攻撃し、北緯18度37分 東経120度41分 / 北緯18.617度 東経120.683度 / 18.617; 120.683の地点で8時35分ごろに船団の先頭を航行していた瑞穂丸(大阪商船、8,506トン)に魚雷3本を命中させて撃沈した。10月2日、レッドフィッシュは65日間の行動を終えてミッドウェー島に帰投した。
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