第1の哨戒 1944年6月 - 8月
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「ハンマーヘッド (潜水艦)」の記事における「第1の哨戒 1944年6月 - 8月」の解説
6月6日、ハンマーヘッドは最初の哨戒でスティールヘッド (USS Steelhead, SS-280) およびパーチー (USS Parche, SS-384) とウルフパックを構成し台湾およびルソン海峡方面に向かった。日付が7月9日になってすぐ、ハンマーヘッドは北緯19度13分 東経120度41分 / 北緯19.217度 東経120.683度 / 19.217; 120.683の地点で80トン級サンパンを発見し、4インチ砲と20ミリ機銃で撃沈。哨戒海域に到着後、7月29日朝には北緯21度18分 東経121度10分 / 北緯21.300度 東経121.167度 / 21.300; 121.167の地点で900トン級小型タンカーを発見し、ジグザグ航行を行っている目標に対して魚雷を3本発射したが命中しなかった。翌7月30日早朝には輸送船団と思われる複数の目標を探知し、やがて雨の中から船影を発見して北緯20度52分 東経120度47分 / 北緯20.867度 東経120.783度 / 20.867; 120.783の地点で魚雷を6本発射、反転してさらに魚雷を4本発射する。魚雷は4本が「関西丸級輸送船」に命中して目標を撃沈し、ほかに6,200トン級輸送船2隻を撃破したと判定された。3つの魚雷爆発音がとどろいたあと、攻撃をスティールヘッドとパーチーに任せて再度の攻撃の準備に入ったが、2隻の「千鳥型水雷艇」の存在により攻撃に踏み出せず、やがて敵影は去って行った。8月17日、ハンマーヘッドは65日間の行動を終えてフリーマントルに帰投した。
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