淡路丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 05:18 UTC 版)
観音寺城の東の端に一郭独立したような形で、府施氏の居館淡路丸の曲輪跡があり、丁度観音寺城の鬼門の方向に当たるとされている。 大きさは、東西43m×南北50mの規模があり、周囲には土塁、東西、南側には土塁の内、外側に石垣を築いている。この曲輪は、南西、西の中間、北東の3か所の虎口を設けている。また南外側では、道路を挟んで上下斜面に腰曲輪跡が残っているが、この淡路丸に付随したものと考えられている。 曲輪を土塁で囲む、構築法がシンプルであるなど、府施氏の城であった府施山城、大森城と類似点が多いのもこの曲輪の特徴である。 北東の虎口跡 淡路丸の石垣 淡路丸跡の土塁 淡路丸跡
※この「淡路丸」の解説は、「観音寺城」の解説の一部です。
「淡路丸」を含む「観音寺城」の記事については、「観音寺城」の概要を参照ください。
- 淡路丸のページへのリンク