第四章・爆ぜる(はぜる)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 07:17 UTC 版)
「探偵ガリレオ」の記事における「第四章・爆ぜる(はぜる)」の解説
三鷹のアパートにて、男性が撲殺されているのが発見された。この部屋から帝都大学理工学部脇にある駐車場の写真が見つかり、捜査に当たっていた草薙はその足で第十三研究室を訪ねる。そこで湯川は、一週間前に湘南海岸で突然火柱が上がり、泳いでいた女性が爆死した事件について学生と議論を交わしていた。これは管轄の神奈川県警でも原因を特定できず、捜査は難航していた。 一方、草薙は殺害された男性が8月30日に大学を訪れ、教授の車を尋ねていたことを聞く。また、被害者は1ヶ月前に勤めていた会社を突然辞めていたが、大学の人物からは有力な情報を得ることができずにいた。捜査が暗礁に乗り上げようとしていたとき、草薙は被害者の部屋から海岸近くにある喫茶店のレシートを発見する。それは女性の爆死事件当日のものだった。そして、この女性の経歴を調べるうち、2つの事件につながりがあると考える。また、湯川も海岸を訪れ、爆発の正体を突き止めようとする。しかし、事件はまだ終わっておらず、さらにもう一人の命が狙われようとしていた。 藤川雄一…アパートで殺害された被害者。帝都大学理工学部エネルギー工学科出身。7月に、勤めていた「ニシナ・エンジニアリング」を辞めていた。熱工学の研究に取り組んでいたが、4月に別の部署に配置転換されている。 松田武久…帝都大学理工学部エネルギー工学科出身。第五研究室助手。湯川とは同期。以前、藤川には研究に協力してもらっていた。 梅里律子…湘南海岸での爆発事件の被害者。 梅里尚彦…律子の夫。会社員。 横森…帝都大学理工学部エネルギー工学科第五研究室教授。「ニシナ・エンジニアリング」の技術顧問であり、藤川を推薦した。 木島文夫…帝都大学理工学部教授。理工学部のドンで、向学心のある学生が受けたがる教授の一人。藤川の受講プログラム変更を認めなかったことがある。
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