種類の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/10 04:55 UTC 版)
記号+極(脚)−極(脚)使用温度範囲(℃)特徴K クロメル† アルメル† −200 〜 +1000 熱起電力の直線性が良い。もっとも流通量が多い E クロメル† コンスタンタン −200 〜 +700 熱起電力がもっとも大きい、流通量が少ない J 鉄 コンスタンタン 0 〜 +600 E熱電対についで起電力が大きい、さびやすい T 銅 コンスタンタン −200 〜 +300 低温測定に向いている。熱伝導誤差が大きい N ナイクロシル ナイシル -200 〜 +1200 広い温度範囲にわたって熱起電力が安定している R 白金ロジウム合金(ロジウム13%) 白金 0 〜 1400 ばらつきや劣化が少ない、熱起電力が低く高温測定向き S 白金ロジウム合金(ロジウム10%) 白金 0 〜 1400 ばらつきや劣化が少ない、熱起電力が低く高温測定向き B 白金ロジウム合金(ロジウム30%) 白金ロジウム合金(ロジウム6%) 0 〜 1800 熱起電力が極めて低く、JIS規格品ではもっとも高温測定向き W/Re5-26 タングステンレニウム合金(レニウム5%) タングステンレニウム合金(レニウム26%) 0 〜 2480 最高温対応。還元雰囲気のみで使用できる(JIS規格外) IrRh イリジウム イリジウムロジウム合金(ロジウム40%) 1100 〜 2000 高温で使用。酸化雰囲気でも使用可能(JIS規格外) CrAu ニクロム 金鉄合金(鉄0.07%) 1〜300K 低温用(JIS規格外) CuAu 銅 金コバルト合金(コバルト2.11%) 4〜100K 極低温用(JIS規格外) † 登録商標。
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