秋ヒカリ【アキヒカリ】(果樹)
登録番号 | 第11376号 | |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | なし | |
登録品種の名称及びその読み | 秋ヒカリ よみ:アキヒカリ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 大和田亀治 | |
品種登録者の住所 | 千葉県市川市大町165番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 大和田亀治、大和田均 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「かおり」に「清澄」を交配して育成されたものであり、果形が扁円、果実の大きさが中、果皮色が黄赤褐の育成地(千葉県市川市)では8月下旬に成熟する中生種である。樹姿は中間、枝梢の長さ及び太さは中、節間長は短、皮目の大きさは中、新梢の色は緑褐、短果枝の着生は多、花芽の形は長楕円、大きさは中である。成葉の形は卵、先端の形は中、基部の形は円、葉縁の鋸歯の角度は鈍、葉の大きさは小、葉柄の長さは短、葉柄比率は中である。花弁の大きさは中、花色はやや淡桃、花弁の形はやや卵、切れ込みは多、色は白である。果実の形は扁円、果形指数はやや小、梗あの深さは中、広さはやや広、ていあの深さ及び広さは中、有てい果の有無は無、果実の大きさは中、果皮色は黄赤褐、果点の大きさは中、密度は密、果面の粗滑は滑である。果梗の長さは短、太さは太、肉梗の有無は無である。果芯の形は円心臓、大きさは中、果肉の色はやや雪白、硬さは中、粗密はやや粗、切口の褐変は中、甘味は高、酸味は中、香気は少、果汁の多少は中、種子の形は長卵、大きさは中である。開花期は中、成熟期は中で育成地においては8月下旬、後期落果は無~僅か、裂果は無、果実の貯蔵性は短である。「幸水」と比較して、短果枝の着生が多いこと、花弁の切れ込みが多いこと等で、「かおり」と比較して、花弁の切れ込みが多いこと、果皮が黄赤褐色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に育成者の果樹園(千葉県市川市)において、「かおり」に「清澄」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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